広島中崎翔太が契約更改、6200万円での増額を発表

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広島東洋カープの中崎翔太投手(33)は、25日にマツダスタジアムで行われた契約交渉で、1000万円増の6200万円で契約更改を果たしました

中崎は今シーズン、リーグ3連覇を達成した2018年以来7年ぶりに50試合登板を果たし、51試合で3勝2敗14ホールドを記録しました

防御率は2.36で、この成績は球団から高く評価されています

キャリアの充実を示す成績

中崎は「しっかり評価していただいたので、しっかり上げてもらいました」とコメントし、1年間一軍で戦ったことについての満足感を表しました

近年の疲労蓄積にもかかわらず、彼はシーズンを無事に完走したことを「良かった」と振り返りました

役割とプライド

中崎は今シーズン、ビハインドの場面でも登板し、勝ちパターンを支える役割を果たしました

この中継ぎ投手としての役割は、試合の流れをコントロールする重要な仕事であり、彼自身もその責任を感じているようです

「リリーフというのは仕事」と語る中崎は、中継ぎ投手としてのプライドをにじませています

若手投手との競争

広島のブルペン陣では若手選手が次々と頭角を現している中で、中崎は自身の存在感を示しました

増額に至る活躍を見せたものの、チームは昨季に続いてBクラスとなる5位に終わり、来季への危機感も見え隠れしています

次のステップへの意欲
中崎は、DeNAの筒香選手が述べた「優勝という強い思い」を引き合いに出し、一丸となって努力することの重要性を強調しました

「全員がそういう気持ちでやらないといけない」と語る彼は、今後の練習や生活においても「野球が最優先であるべきだ」との考えを持っています

中崎にとって来季への準備はすでに始まっています

残り3つとなった100ホールドについては特に意識していないというものの、チーム全体の優勝を目指す意欲は衰えていません

広島の中崎翔太選手の契約更改のニュースは、彼の努力とベテランとしての存在感を改めて証明するものです。若手選手が台頭する中、彼がどのようにチームに貢献し、来季に向けた意欲を持ち続けるのかが注目されます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手と球団との契約金額や条件を再交渉することを指し、シーズン終了後によく行われます。
  • ホールドとは?試合中に出場し、勝利投手の権利を得るためにチームがリードしている状況での登板を指します。
  • 中継ぎとは?先発投手が降板した後に、試合を継続するために投げる投手のことを言います。

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