阪神、ベストナインにリーグ史上最多タイの7人を選出

プロ野球のセ・パ両リーグは25日、2025年シーズンのベストナインを発表しました

この中で、セ・リーグを制した阪神タイガースからは、リーグ史上最多タイの7人が受賞しました

これは、これまでの球団歴において最多だった5人を上回る結果となり、球団の活躍を裏付けるものとなりました

発表された受賞者の得票数を見ると、すべての選手が圧倒的な支持を得ており、特に7人の選手が他を圧倒していることがわかります

しかし、特異なことに残るポジションである遊撃手と外野の1枠は得票がなかったことから、そのピッチングの安定性や選手の選定の難しさが浮き彫りになっています

遊撃手のポジションについては、小幡竜平選手（25）がチーム最多の73試合でスタメンを務めましたが、他には木浪聖也選手（31）、熊谷敬宥選手（30）、高寺望夢選手（23）もプレーしており、ポジションの固定はなされなかったことが影響したと考えられます

また、外野席では固定選手がいないため、高寺選手などが日替わりで出場していました

さらに、他球団からも受賞者が出ていますが、ヤクルトを除く5球団から得票している中、阪神の選手3人の名前は見受けられず、今後のチームの編成によっては競争が一層激しくなる可能性があります

注目されるのは、来季からドラフト1位で加入する創価大学の立石正広内野手（22）の存在です

彼は本職が三塁ですが、8人目のベストナイン選手が誕生するのかどうか、ファンの期待が高まります

セ・リーグ受賞者一覧

ポジション	選手名	受賞回数
投手	阪神村上	初
捕手	阪神坂本	初
一塁	阪神大山	2
二塁	阪神中野	2
三塁	阪神佐藤輝	初
遊撃	巨人泉口	初
外野	阪神近本	5
外野	阪神森下	初
外野	中日岡林	3

阪神タイガースがリーグ史上最多の7名のベストナインを受賞したことは、チームの実力を示す素晴らしい成果です。特にエースや主力選手が目立つなか、遊撃や外野のポジションでの課題も浮き彫りになりました。来季のチーム編成に期待が持てます。

キーワード解説

• ベストナインとは？プロ野球のシーズン中で最も優れた選手を投票によって選ばれる栄誉で、各ポジションごとに1人ずつ選出されます。
• 遊撃手とは？野球において、内野の重要なポジションであり、守備範囲が広く、打撃も求められる選手のことを指します。
• 外野とは？野球におけるフィールドの一部で、外野手が守るエリアのことです。外野手は、遠くの打球を捕る役割を担います。