元ヤクルト宮本慎也氏がMLBに挑む若手選手の可能性について語る

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元ヤクルトの宮本慎也氏(55)は、日刊スポーツの評論家として活動する傍ら、自身の公式YouTubeチャンネル「解体慎書」で、経済学者でありMLB愛好者の高橋洋一氏(70)とのコラボ動画を公開しました

この動画では、今オフにポスティング制度を利用してメジャーリーグ挑戦を目指すヤクルトの村上宗隆内野手(25)と、巨人の岡本和真内野手(29)について、彼らのメジャー挑戦後の未来について議論が行われました

岡本和真のメジャー挑戦と期待

動画中、高橋氏が「アメリカに行ってもホームランバッターになれる?」と尋ねると、宮本氏は「ホームランバッターにならないと厳しいですよね」と瞬時に答えました

岡本は大柄な体格を持つ選手であり、その対応力に期待を寄せつつ、「守りも下手くそではないので、どこかうまくハマる球団はあるんじゃないですかね」と期待を示しました

ここでの「対応力」とは、相手ピッチャーに対する打撃技術の柔軟性を指します

村上宗隆の評価と課題

村上選手については、高橋氏が「飛ばす力はおそらく岡本よりも上」と評価し、宮本氏は「僕の指導不足

サードはちょっと厳しいかな」と自己反省を交えつつ本音を漏らしました

プロ初年度からの経験を振り返る中で、村上の守備力には課題があるとの見解を示しました

MLBでは、ファースト、外野、DHポジションが適用される中、宮本氏は「向こうには本当に怪獣みたいな選手がいる」とMLBの競争が非常に厳しいと指摘し、村上がチャンスを得るためにはそれに耐えうる選手である必要があると強調しました

進化の重要性とメジャー基準

高橋氏が「向こう(アメリカ)に行って進化しないとダメ?」と質問すると、宮本氏は即答、「もちろんです

大谷も鈴木誠也もそうでした」と断言しました

彼は鈴木誠也選手がアメリカに行った際、「これじゃ話にならない」とありえないレベルの成長を遂げたことを示しました

また、彼は「もう外国人選手よりデカいですね、厚みとか」と強調し、MLB挑戦にはさらなる進化が必要不可欠であると訴えました

今回の動画や意見交換を通じて、宮本氏は選手たちの将来に対する期待⁖。彼の言葉には、選手たちの成長に対する期待と同時に、厳しい現実をも改めて感じさせるものでした。挑戦には多くの努力と変化が必要であり、それが選手たちをより成長させる場となることを願っています。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?選手が海外のリーグに移籍する際に、所属チームがその選手を一定期間、他チームに売却できる制度です。
  • ホームランバッターとは?主に多くのホームランを打つ能力に優れた選手のことを指します。
  • 守備力とは?野球において、選手が相手チームの攻撃をどの程度効果的に抑えられるかを示す能力のことです。

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