この制度では、各球団は最低2人の対象選手を選出し、他球団から必ず1人を指名しなければなりません
現役ドラフトの目的は、選手の移籍を活性化し、出場機会に恵まれない選手が新しいチームで再起を図ることができるようにすることです
現在、特に注目を集めているのが北海道日本ハムファイターズの淺間大基選手です
淺間大基選手のプロフィール
・投打：右投左打・身長／体重：183cm／84kg
・生年月日：1996年6月21日
・経歴：横浜高・ドラフト：2014年ドラフト3位（日本ハム）
淺間選手の成績とキャリア
淺間選手は抜群の野球センスを誇り、プロ入り当初からレギュラー奪取が期待されていましたしかし、彼は度重なる故障により、思うようなキャリアを築けず、現在は厳しい状況に置かれています
横浜高から2014年のドラフトで北海道日本ハムファイターズに入団し、高卒1年目にして一軍デビューを果たしました
その年には46試合に出場し、打率.285、10打点、4盗塁という成績を残しました
しかし、その後は腰痛に苦しむことが多く、一軍での定着が難しくなりました
2021年には自己最多の128試合に出場し、打率.251、5本塁打、31打点、8盗塁と活躍したものの、再び出場機会は減少
今季はプロ11年目にあたりますが、39試合の出場で打率.185、2本塁打、7打点と、目立った成果は残せていません
競争の激化するチーム内
北海道日本ハムファイターズでは、若手選手の台頭が続き、今秋のドラフト会議で外野手のエドポロ・ケイン（大阪学院大）を2位指名したこともあり、ポジション争いはさらに厳しくなることが予想されますこのような状況の中、淺間選手にとっては心機一転し新たな環境での再起を果たすチャンスもあるかもしれません
淺間大基選手のキャリアは、輝かしいスタートを切ったにもかかわらず、故障によって難しい時期を迎えています。今後の現役ドラフトで、新たな環境で再スタートを切ることができるのか注目です。
キーワード解説
- 現役ドラフトとは？：プロ野球選手が移籍する手続きを指し、各球団が選手を選ぶシステムです。選手は既存のチームから他チームに移る機会を得ます。
- 腰痛とは？：腰に痛みを感じる病気で、スポーツ選手に多い怪我の一つです。疼痛があると、思うようにプレーできなくなります。
- 打率とは？：選手の打席に対する成功率を示す数値で、ヒットを打つ割合を表します。打率が高いほど、選手がヒットを打つ確率が高いことを意味します。
