楽天が本拠地の外野フェンスとLEDビジョンを改修、新シーズンに向けた期待が高まる

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 楽天は11月26日、2025年シーズンに向けて本拠地である楽天モバイルパーク宮城の外野フェンス及び大型LEDビジョンの入れ替えを行うことを発表しました

この改修は、より多くのファンに楽しんでもらうための施策として位置づけられています

外野フェンスの改修内容

 外野フェンスの変更に関しては、左翼、右翼のポール際の距離には変更はありませんが、左中間付近が従来の116メートルから110メートルに、右中間付近は同じく116メートルから112メートルにそれぞれ短縮されます

これにより、打者がホームランを打ちやすくなることが期待されています

チーム本塁打数の課題と改善の期待

 今季、楽天は12球団中最も少ない70本の本塁打を記録しました

特に左翼席への一発が期待されることから、今後のシーズンでは打撃力の向上が見込まれています

風向きを考慮した改修が施されていることもポイントです

LEDビジョンの新設

 同時に、右中間スタンド後方に位置する大型LEDビジョンも入れ替えられます

新しいビジョンは、より高精細かつ鮮明な映像を演出できるもので、ファンへの情報提供や演出効果を向上させることが目的とされています

工事スケジュールと開幕戦

 工事は来年3月31日の本拠地開幕戦、対ソフトバンク戦に合わせて進められる予定です

これにより、ファンは新しいスタジアムでの観戦を楽しむことができるでしょう

新設される外野フェンスまでの距離

位置 距離
本塁~レフト際 100.1メートル(変更なし)
本塁~左中間 最大110メートル(従来は116メートル)
本塁~センター 122メートル(変更なし)
本塁~右中間 112メートル(従来は116メートル)
本塁~ライト際 100.1メートル(変更なし)
今回の改修によって、楽天は本拠地での観戦体験を向上させようとしています。ファンの期待を受けて、打撃力を補強し、さらなる試合の魅力を引き出す努力が見られます。改修後のスタジアムで、果たしてどれほど多くのホームランが生まれるのか、今から楽しみです。
キーワード解説

  • ホームランとは?:野球において、打者がボールを打って自分の打席より遠い位置にある外野フェンスを越えて得点を上げることを指します。
  • LEDビジョンとは?:LED(光発光ダイオード)を使って映像や情報を表示する大型ディスプレイのことです。高精細で明るい映像を提供できるため、スポーツ観戦やイベントで多く使用されます。

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