広島・栗林良吏、来季から先発挑戦 年俸1億8000万円で契約更改
広島東洋カープの栗林良吏投手が26日、マツダスタジアム内で契約更改交渉を行い、2000万円の増額となる年俸1億8000万円でサインしました今季は先発としての挑戦を決意しており、来季は30歳を迎える彼にとって、異例の転向となります
栗林選手は「不安な気持ちが一番強いですが、だからこそ、オフシーズンには前向きに練習できています
やらなきゃという気持ちも強い」と意気込みを語りました
栗林選手は入団以来、リリーフ一筋で5年間で271登板、134セーブを記録してきました
今年は途中から守護神をハーン選手や森浦選手に譲り、主にセットアッパーとして活躍
55登板で1勝1敗10セーブ、チーム内では3位のホールド数を誇り、防御率は2.24でした
契約更改時にはダウン提示も覚悟していた中、年俸アップを果たし「大満足です」との笑顔を見せました
来季からの先発挑戦は、新井監督が提案し、栗林選手がこれを受け入れた形です
現在、先発陣には床田選手や森下選手などが控えており、フレディ・ターノック投手も新たに加わります
リリーフ経験は豊富ですが、ローテーションに加わっている保証はありません
栗林選手は「自分もルーキーではない
初めての先発ですが、6年目の選手として、チームを引っ張るような選手に成長していきたい」と語り、先発としての目標には「貯金」を挙げ「貯金を作れる投手になれば、結果的に2ケタ勝利を上げられる」と決意を表明しました
栗林良吏選手の先発転向は、プロ野球界でも注目される挑戦です。リリーフとしての経験は十分ですが、先発としての適正や結果を残せるかは未定です。リリーフと先発では役割が異なるため、栗林選手がどのように成長していくのかが楽しみです。また、周囲のサポートが大切になるでしょう。彼が目指す「貯金を作れる投手」になれるか、期待が高まります。
キーワード解説
- 先発とは?先発投手は、試合の初めから投げる投手で、試合の流れを作る重要な役割を果たします。
- リリーフとは?リリーフ投手は、先発投手が降板した後に登板し、試合を締めくくる役割を担います。
- 防御率とは?防御率は、投手が与えた失点の割合を示す指標で、数字が低いほど優れているとされます。
- ホールドとは?ホールドとは、リリーフ投手が試合を勝ちに導くための役割を果たしたことを示す記録です。

