背番号5を新たに背負い、主軸選手としての期待がかかる中、厳しいシーズンを乗り越えた小園選手は、名実ともにカープの中心選手へと成長を遂げています
今回は、小園選手がシーズンを通じてどう進化を遂げたのか、その裏側についてのインタビューをお届けします
シーズンを振り返る
シーズン終了後、小園選手は「特に何も変わらないが、少しだけ休んでいる」とその心境を語りました今年のシーズンは、開幕直後から好調で、キャンプでの練習が結果につながったとも示しました
調子の波
しかし、4月下旬からは調子を落とし、特に5月にはスタメンから外れるという厳しい時期も経験しました「その時期は疲れと感覚の悪さが原因だった
悔しさをバネにして次のチャンスを生かしたい」と話しました
強打者としての意識
シーズンを通じて、小園選手は強いスイングの中で確実性を高めることに意識を向けました「相手投手に合わせるのではなく、自分の打撃スタイルを貫くことが大事だと思った」と述べ、臨機応変に打席に立つことを強調しました
チャンスに強い打撃
また、得点圏打率がリーグトップの.413を記録し、「チャンスでも打てる選手が少ないチームだからこそ、状況を見て集中することが重要」と、スポットライトを浴びるプレッシャーにも冷静に対処している様子が伺えました守備と今後の課題
守備面についても、小園選手は反省点を挙げ、「守備が良くなかった」と自己評価しましたさまざまなポジションを守る中で、今後のシーズンに向けてしっかりと準備したい意向を示しました
今後の活躍にも期待が高まりますが、彼がいかにこのシーズンでの経験を次に活かすのか注目です
小園選手のシーズンを通じてのパフォーマンスは、プロとしての成長を示すものであり、彼自身の精神的な強さをも反映しています。特に、プレッシャーのかかる場面での集中力が光る結果となり、彼が今後もさらに進化を遂げることが期待されます。守備面での反省も含め、来シーズンが楽しみです。
キーワード解説
- 首位打者とは?: 打率が一番高い選手に与えられるタイトルで、そのシーズンでの打撃成績が評価されます。
- 最高出塁率とは?: 打席に立ったとき、出塁(歩いて出ることやヒットなどで塁に出ること)がどれだけできたかを示す数字で、相手投手に対する選手の巧みさを表現します。
- 得点圏打率とは?: 得点圏(試合で得点が入りやすい状況)の打率を指し、試合を決定づける重要な場面での選手の打撃能力を示します。

