楽天ルーキー宗山塁内野手がベストナインに輝くも新人王は涙

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◇26日 「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」(東京都内) 楽天の若手選手、宗山塁内野手がプロ野球の「ベストナイン」に選出される栄誉を手にしました

この受賞は、プロ入り1年目の選手が受けるもので、1999年の上原浩治(巨人)や松坂大輔(西武)以来、実に26年ぶりの快挙です

受賞を受けて宗山選手は「全てが初めてのことで、いい経験になりました

まだまだ力のなさを実感しており、先輩方に追いつくために全ての面でレベルアップしたい」と語りました

壇上でマイクを向けられると、宗山選手ははきはきとした口調で振り返り、パ・リーグでは遠征先が遠く、「移動が大変だと感じた」と心境を説明しました

この遠征の経験も含めて成長の糧としているようです

しかし、注目されていた新人王の座には惜しくも届きませんでした

式典中に報道陣に対して「新人王を取れなかったのは仕方がないですが、同世代の選手が活躍していることは嬉しいことです

競争が激化する世代で盛り上げていきたい」と前向きな姿勢を見せました

パ・リーグの新人王に選ばれたのはロッテの西川史礁外野手で、229票のうち97票を集めました

次点には日本ハムの達孝太投手が55票を獲得し、宗山は全体で3位の45票を記録しています

宗山選手の受賞は若手選手の可能性を示すものであり、プロ野球界の未来に希望を感じさせます。同時に新人王争いにおいては厳しい競争があることも実感させられました。これからの成長が期待されます。
キーワード解説

  • ベストナインとは?:プロ野球の最優秀選手を選出する賞で、各ポジションごとに選ばれ、優れた成績を収めた選手に贈られます。
  • 新人王とは?:プロ入り1年目の選手の中から最も優れた活躍をした選手に贈られる栄誉で、シーズンの成果が評価されます。

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