背番号は、これまでの67から120に変更される
野村選手は、契約更改交渉を埼玉県所沢市の球団事務所で行い、320万円減の年俸1200万円でサインした
今シーズンは1軍スタートを切るも、出場はわずか13試合で打率は1割7分1厘、2打点という結果に終わり、腰痛に悩まされた背景があった
7月30日には、兵庫県内の病院で内視鏡下腰椎横突起形成術を受けており、それに伴い育成契約を締結する運びとなった
内野手から捕手に転向することで、新たな挑戦が始まる
その期待の大きさを反映するかのように、秋季練習から捕手としての練習に励んでおり、キャッチングやブロッキングなど基礎技術を繰り返し思い出しながら、ミットを構えている
「今はキャッチャーとしての比重が大きいです
小中高での経験を活かしつつ、頑張っていきます」と意気込みを語っている
広池球団本部長は、野村選手の打撃力を評価し、「キャッチャーにチャレンジすれば出番が増えるのではないか」と期待を寄せている
また、長年悩まされてきた腰痛についても、手術を経て解消されたため、今後は思い切りプレーできる環境が整った
さらに、西武は10月のドラフトで大学屈指の捕手として注目されている小島大河選手(明治大学)を1位指名しており、競争が激化する中でも、野村選手は支配下登録を目指して前向きに取り組んでいく意向を示している
西武ライオンズの野村選手が内野手から捕手へ転向するニュースは、選手の再起をかけた勇気ある決断である。特に腰痛に悩まされ続けた経緯がある中で、新たな挑戦に挑む姿勢は多くのファンにとって感動的である。また、競争の厳しい捕手というポジションで、彼の持つ打撃力をどう活かすかが注目される。今後の活躍に期待したい。
キーワード解説
- 育成選手契約とは?選手がプロ球団と結ぶ契約形態の一つで、条件が厳しく、主に成績を伸ばしてプロとして成長する機会を提供する。これにより選手は再起を図ることができる。
- キャッチャーとは?野球において投手の前に立つポジションで、投球を受け止め、攻守の要としての役割を果たす。捕手は試合中に戦術を指示する重要な役割も担う。
- 内視鏡下腰椎横突起形成術とは?腰椎の病気や怪我を治療するための手術で、体に負担を少なくする方法で行われる。選手が腰痛から回復するためには効果的な手段となることが多い。

