ソフトバンクのモイネロがパ・リーグMVP受賞、8年ぶりの快挙

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<NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD>
ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が、26日に東京のグランドプリンスホテル新高輪で行われた「NPB AWARDS 2025」で初めてのパ・リーグ最優秀選手賞(MVP)に選ばれた

モイネロ投手のMVP受賞は、2017年に選出されたソフトバンクのサファテ以来、外国人選手としては8年ぶりの快挙である

今シーズンのモイネロは、24試合に先発し、12勝3敗、防御率1.46という素晴らしい成績を収めた

これにより、チームはリーグ2連覇と5年ぶりの日本一を達成する一助となった

また、モイネロは母国キューバに帰国中であったが、表彰式にはビデオメッセージで参加し、「他の選手も素晴らしいプレーをしていた中で自分が選ばれたことは非常に光栄です」と語った

モイネロは、来日9年目となり、17年に育成選手として日本のプロ野球に入団した

その後、支配下選手登録を経て、セットアッパーとして活躍した

彼の中継ぎとしての通算成績は306試合で135ホールドおよび40セーブ、防御率は1.95となっている

2024年から先発転向し、2年連続で2桁勝利と最優秀防御率のタイトルを手にした

今季の彼は12勝3敗、防御率1.46の成績を残し、チームを次の日本シリーズへと導いた

CSファイナルステージでは第1戦と第6戦に先発し、勝利を収め、宿敵との対決を制する原動力となった

印象に残った試合として「CS最後の試合」を挙げ、「チームを日本シリーズに導けたことを非常に嬉しく思っています」と語った

小久保監督は、モイネロの貢献に感謝の意を表し、「彼の力投のおかげで今の栄光がある」と述べた

ソフトバンクはこのシーズンに個人タイトルの8部門を獲得した

野手3部門、投手5部門の受賞者を輩出し、同一チームから8人が受賞するのはNPB史上最多となった

これにより、モイネロ選手の存在はソフトバンクの強さの象徴となっている

来シーズンは来日10年目となり、日本人選手扱いとなる彼は「コンディションをしっかり保ち、今年以上の成績を残したい」と抱負を誓った

モイネロ選手のMVP受賞はチームにとっても大きな意味を持つ。彼の活躍はソフトバンクのリーグ戦や日本シリーズ制覇に貢献しており、今後も期待が高まるところだ。モイネロ選手のような逸材が日本のプロ野球においてこれからも活躍することを願いたい。
キーワード解説

  • MVPとは?最優秀選手賞の略で、リーグで最も優れた成績を残した選手に贈られる称号です。
  • セットアッパーとは?主に試合の中盤で登板し、試合の流れを維持する役割を担う投手のことを指します。
  • ホールドとは?試合の中で、自チームが勝っている状態で登板し、試合をリードしたまま終えた投手に与えられる記録です。

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