新人王に輝いた西川、プロ野球界の逆境を乗り越える

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◆NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD(26日・グランドプリンスホテル新高輪) 今年のプロ野球シーズンにおけるタイトル獲得者や功労者が表彰される「NPB AWARDS 2025」が26日、東京都内で開催された

その中で、阪神の佐藤輝明内野手(26)がセ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれ、一方でパ・リーグではソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が初のMVPを受賞した

新人王にはセ・リーグのヤクルト・荘司宏太投手(25)と、パ・リーグのロッテ・西川史礁外野手(22)が選出された

特に西川は、激しい新人王争いを大逆転で制し、涙を流しながら自身の喜びを語った

「本当に最後まで誰になるか分からなかったので、うれしい気持ちでいっぱいです」とその心境を明かした

西川にとって、シーズンのスタートは厳しいものであった

開幕直後には1軍の投手の球を捉えられず、打撃不振に苦しむ日々が続いた

「最初は苦しいことが多く、野球をするのが嫌なくらいリアルに追い込まれた」と振り返る

2軍降格を経験しながらも、当時のサブロー2軍監督から受けたアドバイスが彼を救った

「そのスイングスピードがあればポイントが体に近くても大丈夫

引きつけて打とう」と言われた西川は、考え方を変え、積極的にバットを振ることで徐々に調子を取り戻していった

6月中旬からは1軍での活躍が始まり、合計で117安打を放つなど、驚異の復活劇を見せた

近い将来の目標として首位打者を掲げた西川は、オフには阪神・森下選手と自主トレを行う予定だ

このたびの新人王受賞は、同じ年に両リーグの最下位チーム選手が受賞する史上初の快挙でもある

来季は恩師のサブロー監督と共に優勝を目指し、さらなる打撃の向上を目指していく

西川選手の新人王受賞は、彼の努力と逆境を乗り越えた証です。初めは厳しい状況にありましたが、サブロー監督の指導を受けてから大きく成長し、結果を残すことができたのは感動的です。来季もさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 新人王とは? 新人王は、プロ野球のシーズンにおいて最も優れた新入選手に贈られる賞である。新たな才能が評価されることを意味し、選手にとっては非常に名誉な称号となる。
  • サブロー監督とは? サブロー監督は、日本のプロ野球界で知られる指導者の一人で、選手の技術向上やメンタル面でのサポートに定評がある。彼の指導を受けることは多くの選手にとって大きなプラスとなる。
  • 首位打者とは? 首位打者は、シーズンで最も多くのヒットを放った選手に与えられるタイトルであり、打撃の技術や安定感が求められる。

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