元中日ドラゴンズ投手・伊藤準規が語る今季の投手陣と新ルールへの想い

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元中日ドラゴンズの投手である伊藤準規さんが、11月18日に放送されたCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演し、リスナーからのさまざまな質問に丁寧に答えました

伊藤さんは現役時代に投手としての経験を持っており、今年の中日ドラゴンズの先発陣、特にベテラン選手とルーキー選手についての評価が注目されました

エースはすごい

リスナーの質問に対して、今季大野雄大投手がチーム最多の11勝を挙げたことに触れました

大野投手はチームの連敗を8回阻止する活躍を見せ、カムバック賞を受賞しました

伊藤さんは「この歳になって新しい球種を使い始め11勝したのはすごい」と評し、特に大野投手が今年から使用を始めたカーブという球種に感心しました

カーブは相手を惑わせやすい球種ですが、習得が難しいとされています

伊藤さんは、「少しずつモデルチェンジしていくのは本当に素晴らしい」と称賛しました

来年は10勝

次に金丸夢斗投手について語りました

彼は今年のルーキー投手で、勝利に恵まれなかったものの「良いピッチングをしていたが、援護が足りなかった」と分析しました

伊藤さんは、金丸投手が次のシーズンには経験値を増し、より楽に抑えられるようになると期待しており、「二桁は可能だと思う」と自信を示しました

また、彼のストレートの威力に触れ、「投球術を身に付ければ10勝はラクに達成できる選手」と高く評価しました

なんか気持ち悪い?

リスナーがピッチクロックについて質問したところ、伊藤さんは「絶対いや(笑)」と答えつつも、「ピッチコム」の導入には興味を示しました

ピッチコムとは、ピッチャーとキャッチャーの間で音声を通じて球種を確認できる装置で、サイン盗みを防止するために開発されましたが、使用する際には身体に装置を装着する必要があります

伊藤さんはその点について「なんか気持ち悪くないですか?」と率直な感想を述べ、慣れていくしかないという見解も示しました

この記事では、元中日ドラゴンズの伊藤準規さんが出演したラジオ番組でのトークを取り上げています。彼の分析により、現在のチーム状況や投手たちの成長に対する期待が感じられる内容となっており、特に金丸投手に対する高い評価が印象的でした。新しいルールに対する私見も興味深く、選手たちの適応能力について考えさせられます。
キーワード解説

  • エースとは?:チームで最も優れた選手を指します。特に投手の中でも、勝ち星や信頼性が高い選手が該当します。
  • カーブとは?:球種の一つで、ボールが高い位置から放たれた後、急激に下に曲がる球です。打者がタイミングを取りづらくなります。
  • ピッチコムとは?:ピッチャーとキャッチャー間で音声により球種を伝える装置です。これにより、サインを盗まれるリスクが減少します。
  • ルーキーとは?:プロスポーツで新たに加入した選手を指し、通常はシーズン中に初めてそのチームでプレイする選手のことを言います。

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