ロッテ・西川史礁外野手がパ・リーグ新人王を受賞
2025年11月26日、千葉ロッテマリーンズの西川史礁外野手が、パ・リーグの新人王に選出されたことが発表された西川選手は、自身の激動のルーキーイヤーを振り返り、喜びと同時に今後の課題についても語った
開幕からの激動の1年
西川選手は、2025年3月28日のシーズンオープニングゲームで開幕スタメンとして出場し、球団の大卒新人としては28年ぶりの快挙を達成したその試合では1番・レフトとして先発し、初ヒットを勝ち越し打として記録した
しかし、シーズン中盤には苦しい時期が訪れ、19打席連続無安打のスランプに見舞われた
相手チームからの厳しいマークを受け、打率は一時.132まで低下する
ここでの挫折は、西川選手にとって「野球が嫌になった時期」をもたらした
復活への道
西川選手は、2度の二軍落ちを経験しながらも、当時二軍監督だったサブロー氏の指導の下で技術を磨くことに専念結果、リーグトップの二塁打27本を記録し、規定打席にも到達した
オフには侍ジャパンメンバーに選出され、プライベートでは結婚も発表されたことで、私生活でも充実した時間を過ごしている
懐かしい悔しさと今後の目標
西川選手は「本当に濃すぎました」と振り返るが、顔には満足感が見られない彼が記憶に残るのは、多くの悔しい思いだという
レギュラーシーズンのラスト4試合で14打数2安打という成績や、目標にしていた本塁打が「3本」に留まったことなどを挙げた
11月の侍ジャパン戦でも、最後の打席でのショートゴロが頭から離れないという
「まだまだ課題が見つかった試合になった」と語る西川選手は、自身の成長に向けた前向きな姿勢を崩していない
今後のさらなる飛躍に期待がかかる
ロッテ・西川選手の新人王受賞は、彼の成長の証であり、艱難辛苦を経て得た成果でもあります。順調なスタートからの厳しいスランプを乗り越え、多くの二塁打を記録したことは称賛に値します。彼が語る「悔しい思い」は、さらなる成長への意欲を感じさせ、今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 新人王とは?:新人王は、シーズン中に所属するリーグの中で最も優れた新人選手に贈られる賞で、功績が認められた選手に与えられます。
- 二軍とは?:プロ野球チームには、主に若手選手がプレーする二軍があり、選手は一軍と二軍を行き来しながら成長していきます。
- ホームランとは?:ホームランは、打球が外野のフェンスを越えて得点に繋がる打撃のことを指し、特に打者の重要な目標の一つです。

