東海テレビの公式ユーチューブチャンネル「ドラHOTpress」に出演した中日レジェンドOB、山本昌氏(59)と山崎武司氏(56)は、このライデル選手のパフォーマンスについて深い分析を行った
ライデル・マルティネスのキャリアとバックグラウンド
マルティネス選手はキューバから中日に育成選手として入団し、2018年より支配下選手として活躍これまでに通算で166セーブを記録し、絶対的な守護神と称されてきた
セーブとは、試合終盤で同点または1点リードの状況で登板し、勝利を保持する役割を果たす投手の成果を示す指標である
パフォーマンスの衰えに懸念
しかしながら、山崎氏は「とうとう全盛期は過ぎた」と指摘昨シーズンの60試合登板は酷使の影響を示唆し、整ったコンディションで臨めるかが懸念されている
また、球速の変化に関する専門家の分析も注目されている
23年の平均球速は直球154.1キロから155.7キロとピークを迎えたが、24年には153.9キロに減少
変化球も同様に2キロほどの落ち込みが見られた
これが、再契約時に中日が他球団とのマネーゲームに消極的だった理由とされている
長期契約のリスクと監督の懸念
中日の森繁和元監督は、中南米の選手との長期契約に対するリスクを指摘しており、「気持ちが長続きせず、最終年だけが本気になることが多い」と述べているこれに対し、巨人が結んだ4年50億円という大型契約には大きな期待が寄せられるが、期待通りにフル回転するかには疑問が残る
評論家の見解と起用法の提案
評論家の権藤博氏は、マルティネス選手の起用法について「八回はマルティネス、九回は大勢で」という意見を示している大勢選手(25)は強力な守護神として知られているが、八回のピッチャーがいない状況を補うための重要な役割が求められる
巨人にとって大きな投資であり、その見返りが期待されている
巨人が注目しているライデル・マルティネス選手の移籍や契約内容は、今後のチーム戦に大きな影響を与える可能性が高い。選手の実力が衰え始めているという指摘は、彼の今季の活躍に不安要素をもたらすが、巨人が新たな守護神として期待する中、その運用法についても検討が必要である。
ネットの反応
コメントでは、巨人のライデル・マルティネス投手に対してさまざまな意見が寄せられています
彼の全盛期が過ぎているとの指摘が多く見られる一方で、依然として高いポテンシャルを持つ選手であるという希望的な声も聞かれました
特に、球速が落ちたといってもなおその速さは別格であり、成績への影響は限定的であるとの意見が見受けられます
また、彼が新しい環境で活躍することを期待する声もありました
一方で、東京ドームという本塁打が出やすい球場における投球への懸念も表明されています
バンテリン球場とは異なり、東京ドームでは打球がオーバーフェンスになる可能性があるため、ピッチングのリズムに影響が出るかもしれないと多くのコメントが指摘しています
このような環境の変化に対する心配から、彼のパフォーマンスが影響を受けるのではないかとの意見もあったものの、最終的には結果次第だとの中立的な見解をも持つ読者もいます
さらに、マルティネス選手がチームに貢献し続けるための責任感や意識の高さについても多くの賛同が集まっています
前向きな意見としては、経験豊富な選手ならではの冷静さや技術を持ち、十分にやってくれるというコメントもあり、彼に期待を寄せる仲間意識が見られました
なお、他球団から巨人に移籍した選手たちの評価についても意見が交わされ、過去の巨人選手に対する偏見があることも指摘されています
選手たちの成績はシーズンによって変動するものでありますが、それでもマルティネス投手の活躍に期待するファンは少なくないようです
ネットコメントを一部抜粋
巨人も去年、シーズン前に想定していた抑えの方程式が崩れたけれど
ライデル・マルティネス投手はまだまだこれからの投手です
たいせいは強打者は抑えるが、好打者特に左には打たれる
それ以上の懸念は主戦場が本塁打が出ない広いバンテリンから本塁打の出やすい東京ドームになること
ライマルの真面目な性格からして、複数年だから手を抜くとは考えにくい気がします。
キーワード解説
- セーブとは? 打者を抑えてチームの勝利を保つ役割を果たす投手のパフォーマンスを示す指標です。
- 疲労蓄積とは? 投手が長期間にわたり多くの試合に出場することで、体に負担がかかり、パフォーマンスが低下することを指します。
- 長期契約とは? 選手とチームが数年にわたって結ぶ契約のことですが、選手のモチベーションや状態によってはリスクが伴うことがあります。

