ロッテ松石信八、2025年シーズンを振り返る:打撃の試行錯誤と次のステップへの意気込み

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ロッテ・松石信八選手(撮影=岩下雄太)は、プロ2年目の2025年シーズンを振り返り、タイミングや打撃フォームの改善に試行錯誤したことを語りました

「最終的にキャンプ、最後ちょっと掴めはしましたけど、シーズンも掴んだと思ったら違って、今回は掴んだと言ってもまた始まったら変わるかもしれないですね

その時にあったものを見つけられれば」と、今後の成長に対する前向きな姿勢を見せました

今年の松石選手は、3月22日の西武二軍戦でサブロー選手に教わった“足の上げ方”や“タイミングの取り方”が試合での結果に直結したと振り返ります

オープン戦では打率がゼロであったものの、その後、教えを受けてからは徐々にヒット性のあたりが出るようになったと話しました

改善のプロセス

彼は、打撃における“トップの作り方”と“タイミングの取り方”の重要性を常に認識しているようで、外国人選手との対戦が激しいため、速い投球に対応できるよう意識していると述べました

この努力が実を結び、7月9日の日本ハム戦では、福谷浩司投手からのスライダーをうまく捉え、レフトフェンス越えの2点適時二塁打を放つことができました

成績と来季への意気込み

7月には月間打率.308を記録しましたが、8月には月間打率が.132と苦戦し、9月には.143に落ち込む結果となりました

最終的には97試合に出場し、打率.208、15打点、OPS.489という成績を残しました

シーズンオフには、「一番は体作り、もっと強い体をつくりたい

そのために、走るのも打つのも全てに取り組みたい」と意気込む松石選手

具体的な数字的目標も設定し、筋量や体脂肪率を意識して体を大きくすることを目標に掲げているようです

今後の成長に期待がかかります

松石選手の苦しみや試行錯誤を通じた成長の様子は、多くの若手選手が抱える悩みと重なる部分を感じました。今後のシーズンに向けて、体作りや技術の向上に真摯に取り組む彼の姿勢には期待が寄せられます。
キーワード解説

  • タイミングの取り方とは?:バッティングにおいて、投手の投球に合わせて打者がスイングを行うための準備をすることを指します。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を合算した指標で、選手の攻撃力を示すものです。
  • トピックの作り方とは?:バッティングにおいて、バットをスイングする準備の位置を取り、投手の投球に対する準備を整えることを指します。

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