巨人がFA宣言の松本剛と契約、外野手争いが激化する見通し

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東京・巨人は11月26日、日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言を行っていた松本剛との契約が合意に達したことを発表した

これにより、巨人のFA補強は昨年の甲斐拓也に続いて2年連続となる

松本は2022年シーズンに首位打者を獲得した実績を持ち、高い走力や守備力も兼ね備えており、外野の布陣が安定しない巨人にとっては非常に頼もしい戦力となるだろう

しかし、松本の加入により、外野手間の競争がさらに激化する見通しだ

松本は中堅や左翼を守れる選手であり、すでに2つのポジションが埋まった場合、残りのポジションに誰が入るかが注目される

特に、今季からチームに合流したトレイ・キャベッジにも多くの期待が寄せられている

キャベッジは左の大砲として注目を集め、打率.267、チームトップの17本塁打、51打点を記録した

来季は岡本和真の欠場もあり、長打力を必要とするチームにとって、キャベッジの存在は欠かせないものとなる

さらに、注目選手として中山礼都の存在も忘れてはいけない

彼は内野手登録ながらシーズン後半に右翼に挑戦し、プロ初本塁打を07月に放つなどキャリアハイの7本塁打、打率.265を記録した

若手選手であるリチャードとともに、チームの中軸を担う存在として期待がかかる

その他にも、プロ19年目を迎える丸佳浩やプロ4年目の浅野翔吾、萩尾匡也、そしてパンチ力ある若林楽人や左の佐々木俊輔、岡田悠希など、多彩な選手が控えており、阿部慎之助監督にとっても勝負の年となる

来春のキャンプから選手たちの取り組みに関する話題が集まり、果たして誰がこの外野手争いを制するのか、注目される

今回の松本剛選手の加入は、巨人にとって非常に大きな戦力となります。外野手競争が激化する中、各選手が次のシーズンに向けてどのような取り組みをするのか、ファンとしても非常に楽しみです。
キーワード解説

  • FA(フリーエージェント)とは?選手が他球団と契約する権利を持つ制度で、自由に移籍できる。
  • 首位打者とは?その年のリーグで最も多くの打率を記録した選手に与えられるタイトル。
  • 内野手とは?野球のポジションの一つで、主に内野に守る選手を指す。

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