中日ドラフト1位指名の青学大・中西聖輝投手が仮契約を結び、新たな挑戦へ意気込み

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中日ドラゴンズからドラフト1位で指名された青山学院大学の中西聖輝投手(22歳)が、2025年11月27日、横浜市内のホテルで仮契約を締結した

契約内容は契約金1億円に加え、出来高払い5000万円、年俸は1600万円という見込みだ

中西投手は最速152キロを誇る直球に加え、フォークやカーブ、チェンジアップなど多彩な球種を持つ即戦力の右腕

特にフォークボールは打者にとって非常に厄介な球種で、落ちる軌道が特徴だ

これにより打者はボールがミットに入る直前まで球の軌道を判断しにくくなり、三振を奪うことが可能となる

明治神宮大会決勝戦では立命館大学を相手に中2日の登板を強いられながらも、17奪三振、2安打完封勝利の好成績を収め、チームを史上6度目の連覇に導いた

さらに、4年間の東都大学リーグ戦では計104イニング2/3を投げ、防御率1.03という優れた数字を記録

春・秋リーグで連続MVPに輝くなど、その実力は折り紙付きである

契約後のインタビューにおいて、中西投手は「ここからがスタート

ますますやる気が沸いてきた」と意気込みを語り、さらに「すばらしい投手陣に食らいついて、アピールしたい

投げる試合は必ず勝てるように」とプロ入りへの強い決意を示した

また、26日にはナゴヤ球場を訪れ、1学年上の高橋宏選手や金丸選手と対面した

彼らの明るい人柄に触れ、プロでのプレーに対する期待が高まったようだ

「すでにプロでやられている方の知識を聞ける状態になることが楽しみ」と胸を高鳴らせ、今後の成長への希望を抱いている

中西聖輝投手の仮契約は、彼のこれからのキャリアにとって非常に重要な第一歩です。多彩な球種を持つ即戦力としての期待が高まっており、彼がプロの舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、多くのファンが注目しています。また、先輩選手との交流から得る経験も、彼の成長に大いに寄与するでしょう。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?: ドラフトは各プロ野球チームが新たに選手を獲得するための制度で、順位がつけられた選手の中で1位に指名されることを指します。
  • フォークボールとは?: フォークボールは投手が投げる変化球で、ボールが急激に落ちる特性を持ち、バッターにとって非常に打ちにくい球種です。
  • 防御率とは?: 防御率は投手の成績を表す指標で、9イニング(1試合)あたりに許した失点の平均です。低い数字が優れた成績を示します。
  • MVPとは?: MVPは「Most Valuable Player」の略で、最も優秀な選手に贈られる賞のことです。

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