彼は自主トレ期間中に、「石川柊太選手のようなカーブを投げられたら」と語り、特に石垣島での春季キャンプでも期待を寄せている
カーブの狙い
中村選手はカーブを使う際の戦略についても語ったカーブとは、ボールがバットに当たる直前に曲がることで、打者が対応しづらくなる球種である
彼は「カウントを取る時には大きいカーブを、空振りを取りたい時には縦のカーブを決め球として使用している」と述べている
サインを出すキャッチャーとのコミュニケーションを大切にし、「こういう状況でこのカーブを投げたい」と意思疎通を図ることで、より効果的な球を生み出すことを目指している
シーズンを通しての感触
1年間の経験を経て、「カーブは一番手応えを感じた球」と振り返る中村選手カーブが好調だった試合ではリズム良く抑えられたという
来季に向けて「自分の武器となっているカーブとフォークをうまく使いこなしていきたい」と意気込む姿勢が見られた
登録の見通し
移籍1年目の今季は支配下登録が叶わなかった中村選手だが、技術の向上を確実に進めており、来季には支配下登録を果たすべく全力を尽くす決意を示している取材・文：岩下雄太中村亮太選手が、カーブに対して感じた手応えはプロとして心強く、自身の成長を実感している様子が伝わってきます。今後の試合で、彼のカーブがどのように活躍するのか注目したいところです。
キーワード解説
- カーブとは？ボールが曲がることで打者を打ち取るための球種。
- 支配下登録とは？プロ野球の選手としてチームに正式に登録されること。
- フォークとは？急激に落ちる変化球で、打者にとって難しい球種の一つ。
