甲斐拓也捕手(33)が27日、都内の球団事務所で契約更改を行い、年俸3億円でサインした
昨年のオフにフリーエージェント(FA)移籍し、5年15億円の複数年契約の初シーズンは、ケガの影響もあり68試合出場にとどまった
優勝請負人である甲斐が「まだまだできる」と力強く意気込みを語る一方、若手捕手の山瀬慎之助(24)は「甲斐さんを抜いてほしいと思っている」と競争心を燃やしている
甲斐の昨シーズンの振り返り
甲斐はソフトバンクから巨人に移籍し、チームの日本一に貢献する役割を担うことを誓ったが、現実は厳しいものだった開幕から5月まで打率3割を記録し、打撃面でも存在感を示したが、6月と7月には出場が18試合にとどまり、8月には右手中指の骨折という大ケガを負った
そのため、今季は68試合の出場に留まった
競争の激化
143試合中のスタメンマスク出場数は、岸田行倫(29)が69試合で最多、甲斐が64試合で続いた甲斐は「この1年間は僕にとって無駄ではなかった」と反省の言葉を残しながらも、前向きに新たな挑戦に臨む姿勢を見せている
若手捕手の台頭
契約更改のこの日は、甲斐を含む4人の捕手が交渉を行い、最年少の山瀬は「開幕から出場できるように努力する」と意気込む山瀬は契約更改の際、320万円増でサインし、甲斐への挑戦的な思いも語った
まとめ
甲斐拓也の経験と若手捕手たちの挑戦が交錯し、巨人の捕手陣における競争が来季も続くことは間違いない甲斐は「素晴らしい捕手陣と共に新たに挑戦したい」と語り、チームを頂点に押し上げる覚悟を固めている
この記事では、巨人の甲斐拓也捕手が契約更改を経て来季に向けた意気込みを語っている。ケガの影響で今季の出場が限られたことで、若手との競争がより一層注目される中、甲斐の経験とリーダーシップがチームにどのように影響するかが期待される。
キーワード解説
- 捕手とは?: 野球における捕手は投手が投げた球を受ける役割を持ち、野球の戦略において非常に重要な位置にいる。捕手は捕球だけでなく、送球やゲームの進行を指揮する役割も担う。
- FA移籍とは?: フリーエージェント(FA)移籍は、選手が所属する球団との契約が終了した後、自由に他の球団と契約できる制度のこと。選手にとってキャリアの選択肢を広げるチャンスとなる。
- 契約更改とは?: プロ野球選手がシーズン終了後に球団と新たな契約を交わすこと。年俸の増減や契約の内容を再調整する重要な行事であり、選手の成績や評価が反映される。

