日本ハム、西川遥輝外野手の獲得を検討中

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2025年11月27日、日本ハムは今季限りでヤクルトを戦力外となった西川遥輝外野手(33)の獲得に関する調査を進めていることが明らかになった

西川は、2011年から2021年までの11年間プレーした古巣に復帰する可能性が浮上しており、これは非常に珍しいケースとなる

和歌山県出身の西川は、智弁和歌山高から2011年のドラフトで2位指名を受けて日本ハムに入団

一気にレギュラーに定着したのは2014年のことで、2016年の日本シリーズ第5戦ではサヨナラ本塁打を放つなど、チームを日本一に導く重要な役割を果たした

長年にわたり主力としての地位を築いており、2021年末までに4度の盗塁王を獲得し、2度のベストナインと4度のゴールデングラブ賞に輝くなど、その実績は明白である

その後は、2022年から2年間楽天でプレーし、24年からはヤクルトに所属していたが、今季の戦力外通告を受けた

通算成績としては1426安打、343盗塁を記録しており、そのキャリアは非常に豊富である

特に、盗塁とは試合中にバッターが走りだし、次の塁に達することを指し、スピードと技術が問われるプレーである

また、同じく日本ハムでプレーした中日の中田翔選手が今季限りで現役引退を表明した際には、「少しでも長くやりたいと思う」と自身の現役への強い意志を表明している

日本ハムチームにおいては、32歳の外野手・松本剛がFA権を行使して巨人へ移籍し、35歳の捕手・伏見がトレードで阪神に移籍したため、チーム内の30代の日本人野手は中島だけとなっている

経験豊富な西川は、プレー技能だけではなく、チームの精神的支柱としても重要な役割が期待されている

新庄監督は、22日に開催されたファンフェスティバルで「2位はもうよい

断トツで優勝して日本一を目指す」と強い意欲を示しており、16年以来10年ぶりとなるリーグ優勝と日本一を奪還するためには、優勝の経験を持つ選手を加えることが必要だ

西川遥輝
1992年4月16日生まれ、33歳

和歌山県出身で、智弁和歌山高から2011年ドラフト2位で日本ハムに入団

盗塁王に4度輝き、外野手でゴールデングラブ賞を4度、ベストナインを2度受賞

2022年から楽天、24年からヤクルトに所属し、今オフに戦力外となる

日本ハムが西川遥輝外野手の獲得を検討していることは、彼の豊富な経験と実績から見ても非常に意義のある選択です。特に精神的な支柱としての役割も期待される彼がチームに加われば、優勝を目指す日本ハムにとって重要な戦力となるでしょう。野球界の中で、選手の移籍や戦力外通告はよくあることですが、復帰が可能な選手の存在はチームにとって大きなプラスとなります。
キーワード解説

  • 戦力外とは?チームが選手を今シーズンの戦力から外すことを指します。これにより、選手は他のチームへの移籍や引退を考えることになります。
  • ドラフトとは?プロ野球選手を獲得するために、各チームが若手選手を指名する制度です。通常、大学や高校からの選手が対象となります。
  • ベストナインとは?各ポジションで最も優れた選手を選出する賞で、リーグの行方を左右する重要な栄誉の一つです。

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