近本光司、5年連続で三井ゴールデン・グラブ賞受賞

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 2025年11月27日、都内のホテルで「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が行われ、記者投票により選ばれたセ・リーグおよびパ・リーグの18選手に対して、グラブ型のトロフィーと賞金50万円が贈呈された

阪神タイガースは、リーグ優勝の際に、佐藤輝明内野手(26)を含む9ポジション中7人が受賞し、2004年の中日を上回るセ・リーグ歴代最多の選出となった

 この度、5個目の黄金のグラブを手にすることとなった近本光司(外野手)は、故郷である淡路島に「ゴールデン・グラブ賞ミュージアム」を設立したいとの構想を明かした

近本は「賞や盾は人に見てもらうことが大切

子供たちや地域の人に見て触れてもらえる形にしたい」と語り、地元への愛情を表現した

 また、今季は守備において新たな気づきを得たことに触れ、9月7日の広島戦でのウイニングボールをつかんだ瞬間が印象に残ったと振り返った

「ボールの落下地点に入るのはこんなに難しいとは思わなかった」とし、その体験が周囲の安心感につながると確信しているという

 今季は141試合に出場し、失策は3、守備率は・991を記録

昨季から失策を1つ減らしたこともあり、堅実な守備でチームを支えた

受賞を続ける中で「今年の授賞式が最後にならないようにしたい」と語る近本は、来年も元気よくプレーしていく意向を示した

 この受賞により、近本は新庄剛志(外野手)と並んで球団最長タイの5年連続受賞となり、来年も受賞すれば単独トップとなる

また、受賞回数では新庄の7回に次ぎ、掛布雅之(三塁)と赤星憲広(外野)の各6回に続き、鳥谷敬(遊撃4、三塁1)と並ぶ3番目の回数になる

近本光司選手の5年連続受賞は、阪神タイガースの期待と信頼の証です。彼の地元への思いと、未来の世代への影響を大切にしている姿勢が印象的で、受賞には単に守備が優れているだけでなく、地域貢献の意欲も感じられます。来季もさらなる活躍を期待したいですね。
キーワード解説

  • グラブ賞とは?プロ野球において、優れた守備を行った選手に贈られる賞で、受賞することでその選手の守備力が評価されたことになります。
  • 守備率とは?守備率は、選手の守備成績を示す指標で、フィールドでのプレーのうち、失策を除いた成功したプレーの割合を示します。
  • 野球教室とは?野球教室は、選手や指導者が子供たちに野球の技術を教える場で、選手が地域貢献をする一環として行われることが多いです。

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