阪神タイガース、伏見寅威捕手が入団会見を実施

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムからトレードで阪神タイガースに移籍した伏見寅威捕手(35)が28日、西宮市内で入団会見を行いました

契約内容は単年契約で、年俸は1億円維持とされています

会見当日は、黒色チェック柄のダブルスーツに黄色のネクタイを身にまとい登場した伏見選手

トレードの連絡を受けた際には「正直、急だったので驚きがあった」という感想を述べつつも、「選手にとってトレードはポジティブなもの

すごく前向きな感じです」と笑顔を見せました

セ・リーグのチャンピオンチームへの加入についても「すごく光栄に思います」と喜びを語りました

伏見選手は、東海大四から東海大を経て、2012年度ドラフト3位でオリックスに入団

その後、23年にはFA移籍で日本ハムに移り、今回再び関西に戻ることとなります

「何か引き寄せられているような気がします

第二の故郷が当てはまるのかなと思っています」と述べました

また、藤川監督とは電話で前向きな話をしたとし、「詳しくは内緒です」とコメント

阪神の印象については、「レギュラーがガチっと決まっていて、攻撃力が高く、投手力も安定している、相手目線で見ても強いイメージがあります」と感じています

ライバルとして坂本、梅野選手の名を挙げ、「すごくリスペクトしていて、いい選手だと思います

切磋琢磨しながらお互いを高め合う関係でいたい」と意気込みを示しました

同席した竹内副本部長は、選手たちに伏見選手の加入による効果を期待し、「捕手のレベルを上げてほしい」と強調

伏見選手は「期待に応えられるよう、自分らしくやりたい」と意気込みを新たにしました

チーム内で最年長となる伏見選手ですが、「年齢をあまり気にしていないので、自分らしく明るく元気にプレーしたい」と述べ、プレッシャーを感じていないことを明かしました

甲子園球場についても触れ、「ビジターとしてプレーした際、独特な雰囲気がある球場で、自分たちの声が通らなかったり、全然ピンチじゃないのに声援でピンチに感じたことがある

ホームになることで心強さが増すことを楽しみにしています」と期待を寄せました

最後に、「藤川監督を胴上げするという気持ちで、チームは史上初の連覇に向けている

その戦力になりたい」と力強い誓いを新たにしました

伏見寅威選手の阪神タイガース入団は、多くの期待を集める内容です。トレードの際の驚きや新たな挑戦への意気込みを感じさせ、チームにおける役割への期待も高まります。特に坂本や梅野選手との競争が注目され、切磋琢磨する姿勢が強調されています。年齢を感じさせない明るいプレーが期待され、甲子園での挑戦も楽しみです。
キーワード解説

  • トレードとは? トレードは、プロ野球において選手を別のチームに移籍させる取引のことで、選手やチーム双方にとって新たな環境での活躍を期待するものです。
  • 捕手とは? 捕手は、野球のポジションの一つで、投手が投げる球を受け止める役割を担います。また、相手の走者を牽制する重要なポジションでもあります。
  • 切磋琢磨とは? 切磋琢磨は、お互いに競い合いながら成長することを意味する日本語の表現です。スポーツの世界では、自分とライバルの技術や心構えを高め合うことが大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。