ヤクルト・山田哲人が契約更改、来季に向けた意気込みを語る

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東京ヤクルトスワローズの内野手、山田哲人選手(33)が28日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸5億円でサインをしました

これは、彼のプロ15年目にあたるシーズンにおける年俸であり、これは推定値です

今季の山田選手は、開幕カードを左手中指の腱(けん)脱臼の影響で欠場しましたが、4月5日の中日戦で通算300本塁打を達成しました

これは、史上46人目の記録でおり、32歳8か月での達成は、来季から1軍の監督を務める池山隆寛氏を抜いて球団史上最年少の記録となりました

その後、7月30日のDeNA戦では池山氏を超えて305号をマークし、球団新記録を樹立しました

さらに、8月下旬には下半身の不調で離脱するも、9月18日の巨人戦で10号ソロを打ち、通算1000得点を自身の持つ球団記録で達成し、さらに12年連続2ケタ本塁打を記録しました

最終的に311本まで記録を伸ばしました

しかし、全体的には打率2割3分1厘、12本塁打、37打点、3盗塁と、山田選手としては低い数字が続いており、厳しい状況が続いています

来季は、通算1000打点まで「83」、200盗塁まで「2」と節目の数字が迫っており、期待が高まります

オフシーズンには、村上宗隆選手のメジャーリーグベースボール(MLB)挑戦が予定されています

このため、山田選手にはさらに大きな期待がかかることになります

「もう期待はしないでください」と苦笑いしながらも「ムネ(村上)以上の活躍をする選手はいない」と語り、チームとしての団結が重要であると強調しました

来季から監督に就任する池山氏について山田選手は、「池山監督に出会っていなければ、今の自分の打撃フォームもなかった」と述べ、今後は監督の期待に応えて勝利へとつなげたいと意欲を見せました

さらに、個人的な目標として「率を残したい」としながらも、30本以上のホームランを打ち、チームの中心選手として結果を残していきたいと強く語りました

この記事からは、山田選手が厳しいシーズンを経て契約更改を行い、来季に向けての目標やチームへの意気込みが伝わってきます。特に、村上選手のメジャー挑戦に際してさらなる活躍が求められる中、彼の姿勢に期待が高まります。
キーワード解説

  • 年俸とは? 選手がもらう給与のことで、契約内容に応じて決定されます。
  • 通算300本塁打とは? プロ野球選手がキャリアを通じて打ったホームランの合計が300本に達することです。
  • 球団記録とは? 特定の球団において、選手が達成した成績や記録のことを指します。
  • MLBとは? メジャーリーグベースボールの略称で、アメリカとカナダのプロ野球リーグです。

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