日本ハム・宮西投手、契約更改で新シーズンへの意欲を語る

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 日本ハムファイターズの宮西尚生投手は、11月28日に北海道北広島市の球団事務所にて契約更改交渉を行い、現状維持の6500万円でサインしました(この金額は推定されるものです)

今シーズンは31試合に登板し、1勝1敗、12ホールド、防御率2.51という成績を収めました

特に、プロ野球史上4人目となる通算900試合登板を達成し、キャリアの中で重要なマイルストーンを記録しました

 ただし、8月には2軍に降格し、クライマックスシリーズでも登録を外れ、チームのバックアップ役としての役割を果たしました

宮西投手は、「今年はすでにボス(新庄監督)に900試合登板をさせてもらった

意味あるものにするために、来シーズンは爆発的な成績を残さないと申し訳ない」と、次のシーズンに向けての強い意気込みを語りました

 プロ19年目を迎え、来季の6月には41歳になる彼は、かつての日本一を経験した大ベテランとして、優勝を目指す意思を表明しました

「もう一度、優勝を目指して、最後はボスを胴上げして気持ち良く終わりたい」と語り、理想的な現役生活の終焉を描いています

彼は同時に、「優勝を達成した時にどう思うかは、自分自身わからない」とも素直な胸の内を明かしました

 来季に向けては、ランニング量を減らしながらも、質の部分のバリエーションを増やす方針を示しました

「量を少し落として、質の部分のバラエティーを増やす

やり過ぎ注意」と自身のトレーニングスタイルの見直しを図っています

また、目標には50試合登板とタイトル獲得を掲げ、「タイトルをこの年でとったら相当すごい

前例のないことはボスも好きだと思うので、そこを目指してやっていこうかな」と意気込んでいます

宮西尚生投手の契約更改に関するニュースは、彼の長年の経験と実績を示すと同時に、今後のシーズンへの強い決意を感じさせるものでした。特に、彼が41歳を迎えるにあたってどのように自分のプレイスタイルを調整し、目標に向かって挑戦していくのかが注目されるでしょう。
キーワード解説

  • ホールドとは?:野球において、投手が試合の終盤に登板し、リリーフとしての役割を果たしながら勝利に貢献した場合に与えられる記録です。
  • クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球において、レギュラーシーズンの上位チームが優勝を争うプレイオフ方式のシリーズで、チャンピオンシップに進出するチームを決定するために行われます。
  • タイトル獲得とは?:投手や打者がシーズン中に特定の成績を上げて、リーグ全体でその成績が最も優れた選手に与えられる栄誉です。

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