広島ドラフト1位・平川蓮が仮契約を締結
広島東洋カープは、仙台大学からドラフト1位指名を受けた平川蓮外野手(21)との仮契約を結んだ契約内容は、契約金1億円に出来高5000万円、年俸は1600万円(すべて推定)に設定されている
平川選手は背番号「51」を背負い、両打ち選手として新たな挑戦を開始する
平川の打撃スタイルと目指す偉業
平川選手は、右打席ではメジャーリーグ・カブスの鈴木誠也選手に似たパワフルな打撃を、左打席では広島カープの小園海斗選手のようなコンタクト重視の打撃スタイルを理想としているまた、彼の目標は、これまでセ・リーグでは達成されていない両打ちによる「トリプルスリー」、すなわち打率3割、30本塁打、30盗塁を達成することである
背番号「51」の歴史
背番号「51」は、かつて鈴木誠也選手が背負い、日米通算269本塁打という偉業を達成したことで知られているこの番号を受け継ぐことで、平川選手はその伝説に自ら名を刻むことを目指している
身体能力を向上させるための取り組み
平川選手は、現在の体重93キロから増量を目指し、ウエートトレーニングに注力している具体的には、135キロのスクワットをこなし、片手で35キロのダンベルを持ち上げるなど、筋肉を増やすためのトレーニングを励んでいる
また、スピードを落とさずにパワーを向上させることにも努めている
教育実習と未来への誓い
今月4日から25日までは母校の札幌国際情報高で保健体育の教育実習を行い、その中で後輩たちからのサイン攻めに遭った「サインの価値を上げたい」と語る平川選手は、故郷の大地から大選手になることを誓っている
現役選手の教員免許取得事情
平川選手は、プロ入り前に教員免許を取得した選手の一人で、現役選手では3人目となる過去には栗山英樹(東京学芸大)や赤星憲広(亜大)なども教員免許を持っている
新たに広島カープに加入した平川選手は、両打ち選手として新しい時代を切り開く存在となる可能性を秘めています。彼の挑戦と努力は、多くのファンや選手にとっての刺激となるでしょう。新しい取り組みや目標に向かって進む姿勢は、期待を寄せられる理由の一つです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは? ドラフト1位指名は、プロ野球で最も注目される選手が選ばれる制度で、高い実力が求められます。
- トリプルスリーとは? トリプルスリーは、打率3割、30本塁打、30盗塁を同じシーズンに達成することを指し、非常に難易度が高い目標です。
- スイッチヒッターとは? スイッチヒッターは、両打ち選手のことで、両方の打席から打つことができる特別なスキルを持っています。

