ロッテ・寺地捕手が契約更改で年俸2200万円に向上、来季の目標は「正捕手」

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千葉ロッテマリーンズの捕手、寺地隆成選手が11月29日、ZOZOマリンスタジアムにて契約更改交渉を行い、今季の年俸550万円から約4倍の2200万円に増額されることが決まった

この金額は推定であり、寺地選手はこれを受けて明るい表情を見せた

寺地選手は2023年のドラフトで5位指名を受けて入団し、2年目の今シーズンには116試合に出場し、打率・256、5本塁打、33打点という成績を残した

この成績について、彼は「(今季は)チームの状況もありましたが、それでも昨年より成長したと思います

少しずつ成長している実感があります」と振り返った

来季に向けての目標として、寺地選手は「打撃の成績を今年以上に向上させたい

250は満足な数字ではないので、270以上を目指し、できれば3割打撃を達成したい」と明言した

また、オフシーズンには横浜DeNAベイスターズの戸柱選手に弟子入りし、捕手としての技術や配球について学ぶことを計画している

さらに、来季はドラフトで1位指名された石垣選手や3位の奥村選手が加入予定であり、彼らをリードする役割が期待されている

寺地選手は「自分がチームを引っ張っていかなければならない」と強く自覚しており、将来的には最優秀バッテリー賞を目指したいとの意気込みも示している

契約更改による大幅な年俸アップについては「想定通りの金額だった」と冷静に受け止めつつも、嬉しさは隠しきれない様子であった

自分へのご褒美について尋ねられた際には、「時計が欲しい」と答え、成人式に向けての準備も含め、笑顔を見せた

寺地選手の契約更改は、彼の成長とチームへの貢献が評価された結果と言える。来季に向けた意欲的な目標設定やオフシーズンの計画も素晴らしく、若手育成やリーダーシップへの期待が高まる。彼のさらなる成長を楽しみにしたい。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が選手の年俸などを話し合うことを指します。
  • 正捕手とは?:チームでメインの捕手として試合に出場する選手を意味します。
  • ドラフトとは?:プロ野球チームが新しい選手を選ぶための選考制度です。
  • 配球とは?:捕手が投手に対してどの球種で勝負するかを決めることを指します。

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