広島カープOBが集結、3年ぶりのレジェンドゲーム盛況

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広島東洋カープのOB選手たちが集う特別イベント「カープレジェンドゲーム」が、2025年11月29日にマツダスタジアムで開催された

このイベントは3年ぶりの開催で、懐かしい顔ぶれが揃い、一時代を築いた45人の選手たちに加え、巨人OBの中畑清氏、江川卓氏、高橋由伸氏などがゲスト出演した

特に注目を集めたのは、ホームランとヒットを狙う「ホームラン&ヒットチャレンジ」の企画だ

この企画では参加者が7球を打つ中で、本塁打を打てば100点、安打性のヒットは10点に換算される形式となっている

最初に登場したのは元広島選手の金本知憲氏

彼は安打性のヒットを3本打ちつつも、空振りが1球あったため、最終得点は29点となった

続いて登場したのが新井監督であったが、彼の発言が注目を集めた

「万が一、私が一本でもホームランを打ったら来年、金本さんにバッティングコーチしてもらいたい」との発言が飛び出し、金本氏も思わず「打てんかったらボウズにせえよ」と返答した

新井監督は、その後5球目を見事に左越えの本塁打を放ち、球場は大歓声に包まれた

この瞬間、彼は金本氏に向かって「すぐにユニホームの採寸をお願いします」と冗談交じりにリクエストをし、その後「佐々木泰に10番を空けておくように言っておくので」と笑顔で返した

金本氏もそれに対し「新井さん、冗談は顔だけにしてくださいよ」と、笑顔を絶やさなかった

このように、レジェンドゲームはただの試合ではなく、OB選手たちの絆や想いが感じられる場となり、観客にとっても楽しいひとときとなった

今回のレジェンドゲームは、単なる試合を超えて、選手たちの絆やファンとの交流の場となった。特に新井監督の発言やプレーは観客を魅了し、思い出深い瞬間を作り出した。このイベントが、広島カープのコミュニティをさらに強くする一因となったことは間違いない。
キーワード解説

  • レジェンドゲームとは?一流選手たちが集まり、ファンと共に思い出を分かち合う特別な試合のことです。
  • ホームランとは?野球において、バッターがボールを打ち、外野のフェンスを越える打撃のことです。
  • 安打とは?ヒットとも呼ばれ、バッターがボールを打ち、無事に塁に出ることを指します。
  • OB選手とは?「オールド・ボーイ」の略で、現役ではなくなったが、かつて特定のチームに所属していた選手のことです。

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