小川選手は2023年シーズン中に、芯の部分が通常のバットよりも太く設計された「トルピードバット」を使用開始し、その特性を利用したバッティングスタイルを見出したと語っています
トルピードバットは、その名の通り、細長く先端が重くなっているため、打球を打ったときにボールに与える衝撃が異なります
小川選手は、このバットが「ポイントを近く」とすることで手元に当たる確率が上がり、操作性を高めるとともに、安定したバッティングへ繋がったと説明しています
ただし、シーズンの終盤には「トルピードバットだと先に当たったときにややパワーが欠ける気がする」とし、通常のバットも併用することにしました
特に手元に重心を置けるバットを選ぶことで、自身のバッティングに最適な形を探すため、多様なバットを試すというアプローチにシフトしました
秋季練習では新しい型のバットを試す好機と捉え、普段のトレーニングでも黒茶のバットを使用する姿が多く見られました
来年の春季キャンプでは、2種類のバットを実際に利用しながら、開幕に向けた最適な一本を見つけていく考えを示しています
小川選手自身は「両方とも使っていこうかな」との意向を持っており、将来的にどちらのバットが自分に合うのかに注目が集まります
小川選手がバット選びについて述べた内容は、新しいアプローチを模索しながら自身のバッティング技術を高めようとする姿勢が感じられます。特に、トルピードバットを使用することで得られる効率の良さと、通常のバットの両方を併用する姿勢は、多くの若い選手にとっても参考になるでしょう。
キーワード解説
- トルピードバットとは?トルピードバットは、主に芯が太く、先端が細長い形状をしているバットで、パワーヒッティングや打球の飛距離向上を目的としたアイテムです。
- バッティングスタイルとは?バッティングスタイルとは、選手が打席でボールを打つ際の技術やフォームを指し、選手ごとの特徴や好みに基づいています。

