ソフトバンク・柳田悠岐選手が契約更改、来季の挑戦に意欲
福岡ソフトバンクホークスの外野手、柳田悠岐選手が29日、みずほPayPayドーム内にある球団事務所で契約更改の交渉を行いました彼は2019年オフに7年契約を結び、来季がその最終年となります
昨オフには、契約金が1億円ダウンした推定4億7000万円でサインしており、球団との交渉は注目を浴びています
契約更改後の会見で、柳田選手は「下がりはしました
イメージ通りです」と述べ、球団とのやり取りについて触れました
「怪我したところは残念でしたけれど、リハビリの取り組み姿勢やポストシーズンでの活躍を評価してもらいました」という言葉が印象的でした
今季は、4月11日の千葉ロッテマリーンズとの試合で自打球を受け、右脛骨に骨挫傷を負い、約4ヶ月半も戦列を離れることとなりました
この影響で、今季は出場試合数が20試合にとどまり、打率.288、4本塁打、9打点という成績に終わりました
それでも、ポストシーズンにおいては全11試合でヒットを記録し、打率.378、2本塁打、5打点という好成績を残しました
特に、阪神との日本シリーズ第5戦では、0-2の劣勢を覆す同点2ランを放ち、チームの5年ぶりの日本一に大きく貢献しました
来季は、若手選手も台頭してきておりレギュラーの座が確約されていない状況です
柳田選手は「競争が始まっていると思うので、結果と自分のバッティングで使ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを語りました
37歳で迎える16年目に挑戦し、復活を誓いました
「カムバック賞を取りたい」という目標も述べ、さらなる成長への強い意欲が表れています
今回の柳田選手の契約更改は、彼のキャリアの中での重要な転機となるかもしれません。長期の怪我から復帰した後の彼のパフォーマンスは素晴らしく、ポストシーズンでの活躍は特に際立っていました。若手が台頭している中で、結果を出し続けることが彼にとっての大きな挑戦となるでしょう。
キーワード解説
- 契約更改とは?契約を見直すことです。選手と球団の間で年俸や条件を再設定することを指します。
- 骨挫傷とは?骨が折れることはありませんが、内部に傷ができることを言います。痛みが伴い、十分な休養が必要です。
- ポストシーズンとは?シーズンが終わった後に行われるプレーオフや日本シリーズなどの重要な試合を指します。

