菅野智之と長野久義が織りなす懐かしのエピソード、スペシャルトークイベントで笑いの渦

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2025年11月29日、東京・千代田区のホテルニューオータニで「スペシャルトークイベント by GOOD LIFE」が開催され、巨人から米大リーグ・オリオールズに移籍した菅野智之投手(36)と、今季限りで現役を引退した元巨人の長野久義氏(40)が登壇した

このイベントでは、2人のユーモア溢れる軽妙なトークが繰り広げられ、会場はたびたび爆笑に包まれた

長野氏と菅野投手の印象深い対戦

イベントでは、長野が2022年にFAで巨人から広島に移籍した際のエピソードが取り上げられた

特に印象的だったのは、同年9月22日の巨人対広島戦で、長野が菅野から放った3ランホームラン

この試合は、長野が12球団から本塁打を記録した一戦でもあり、菅野はこの出来事を鮮明に覚えていると明かした

両者の間に流れる信頼関係

菅野投手は、長野に対し「外角ボール気味のスライダーを打たれたのは、長野さんとアーロン・ジャッジだけ」と語り、会場はどよめいた

このコメントは、長野を讃えるものであり、メジャーリーグでの実績を持つアーロン・ジャッジと同じく評価される存在であることを示している

菅野のスライダーと長野のホームラン

続けて、菅野が「多分あれは坂本さんか大城がサインを教えてました」と冗談を交えつつ、長野も「後輩たちが花を持たせてくれた可能性がある」とノリツッコミし、会場の笑いを誘った

長野氏はそのスライダーの軌道について「壁に当たって跳ね返ってくるようなすごいもので、この球をホームランにした僕がすごい」と自らの技術を称えた

思い出の一発とその後の交流
長野は菅野との対戦を振り返り、「全力で投げられていた」と当時の緊張感を語った

試合後、長野は自身が打ったホームランボールを持参し、菅野にサインをお願いしたことを明かした

このホームランボールは長野にとって特別なものであり、 “智之から打ったバットとボールだけは必ず持って帰りました” と彼は思い入れを語った

菅野智之と長野久義の対談は、ただのトークイベントにとどまらず、彼らの過去の戦いが織り交ぜられた感動的な瞬間だった。お互いのリスペクトや思い出が強調されており、野球ファンにとっても貴重な時間であったと言える。
キーワード解説

  • FAとは?自由契約選手が他のチームと契約できる制度で、多くの選手が移籍のチャンスを得る機会です。
  • スライダーとは?野球で使われる球種の一つで、特に変化球として知られ、曲がりながらバッターを打ち取る投球技術の一つです。
  • ホームランとは?野球において、バッターが打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることで得られる得点の最も華やかな形のことです。

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