柳田悠岐が契約更改、安田尚憲とオフの自主トレを共にすることを明かす

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、29日に福岡のPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2年連続で1億円ダウンとなる3億7000万円でサインしました

この契約額は柳田が今年故障の影響で出場試合数を大幅に減らしたことが理由とされています

今季には20試合の出場にとどまり、打率.288、4本塁打9打点という成績に終わった柳田ですが、ポストシーズンでは全11試合でヒットを放ち、打率.378、2本塁打、5打点と力強いパフォーマンスを見せました

故障による実戦不足から契約更改では大幅な減俸を受け入れざるを得なかったものの、皮肉なことにポストシーズンの活躍は来季への期待を高める結果となっています

さらに、柳田はオフの自主トレーニングを行う計画を明かしており、ロッテの安田尚憲内野手からの“懇願”を受け、彼と共に過ごすとも語りました

安田は、2017年ドラフト1位指名を受けた選手でありながら、最近の2年間で148試合出場しながらホームラン0という苦しい状況にあります

柳田は「日本国内で、日本ハムの清宮選手と、横浜の梶原選手、ロッテの安田選手、ホークスの笹川、吉田選手とトレーニングを行う」と話し、安田については「彼が『どうにかしてくれ』と連絡をくれた」と笑いながら次のように言及しました

安田は「2年間で打席500回に対してホームランは1本も打てていない」と深刻な悩みを抱えているそうです

安田は2022・2023年に自己最多タイの9本塁打を記録しましたが、ここ最近の状況に対して“背水の覚悟”を持ち、柳田のもとで新たな飛躍を目指しています

このオフのトレーニングを通じて、安田が再びホームランを記録する姿を期待したいところです

柳田選手の契約更改と安田選手との自主トレーニングの計画は、来季への新たな期待を感じさせます。特に安田選手は、最近の成績から自らのスランプを打破したい意欲を見せており、柳田選手の経験を生かして前向きに取り組んでいる姿勢が印象的です。この二人がどのような成果を上げるのか、今後の動向が楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?スポーツ選手がチームとの契約を見直し、新たな条件で契約を結ぶことです。チームの成績や選手のパフォーマンスに応じて契約内容が変わります。
  • ポストシーズンとは?レギュラーシーズン後に行われるトーナメント方式の試合で、チャンピオンシップを決定する重要な試合です。
  • ドラフト1位指名とは?アマチュア選手をプロのチームが選ぶ際、最も初めに選ばれる権利を持つことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。