ロッテ・坂井遼、プロ初登板で輝きを放つ
ロッテのドラフト4位選手、坂井遼は2025年10月5日のソフトバンク戦でプロ初登板を果たし、期待に応える活躍を見せました坂井は昨年12月の新入団選手発表会で「体づくりを進め、一軍に上がる目標を掲げつつ、憧れられる選手になることを目指したい」と語っていました
入団からの1年間、体重を76キロから86キロに増やすことに注力し、筋肉量を増やすためのトレーニングを行いました
体づくりとマウンドでの成長
プロ入りしてから坂井は、体重を増やしたものの、その体を使いこなすのに苦労していると話しています「体を扱いきれない部分があり、球速も出ていない
慣れるには時間が必要」と坂井は語り、今後の成長を望んでいます
特に、ブルペンでは再現性を高めつつ、身体全体を使った楽な投球を意識しているとのことです
彼はファームでの実戦経験を積み、巨人二軍戦で無失点のピッチングを披露しました
初登板の舞台裏
10月5日の試合では、坂井は1点同点の6回にマウンドに上がり、初球で146キロを記録続けて147キロのストレートでアウトを奪うなど、わずか13球で1奪三振、無失点という完璧なデビューを飾りました
坂井は「観客の歓声がすごく、一投ごとに緊張感があった」と振り返り、自己最速を記録できた喜びを語りました
今後の抱負
今シーズンは長い経験を積み、来季に向けた準備も整えている坂井ですが、フェニックス・リーグに登板できなかったことを悔やんでいます「オフシーズンに自身を鍛え、また一軍の舞台で投げられるようにしたい」と、さらなる成長を誓っています
坂井遼選手のプロ初登板は、選手としての貴重な経験となりました。体づくりに取り組む姿勢と、マウンドでのパフォーマンスは、将来的に大きな飛躍が期待されます。見る者を魅了したそのプレイは、今後の成長を楽しみにさせるものでした。
キーワード解説
- 「プロ初登板」とは?プロ野球における選手が公式戦で初めてマウンドに上がることを指し、その選手にとって重要なステップとなります。
- 「再現性」とは?投球フォームやプレイスタイルの一貫性を持ち、同じ結果を再現できる能力です。これが高い選手は安定したパフォーマンスを発揮できます。
- 「自己最速」とは?選手がこれまでの自分の中で投じた最も速い球速を指します。記録更新は選手の成長を象徴します。

