阪神の現役ドラフト選手予想、高木豊解説者が有望選手を指名

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大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)で活躍し、野球解説者としても知られる高木豊さんが、12月9日に開催される現役ドラフトに向けた阪神タイガースの対象選手について、自身のYouTubeチャンネルで予想を発表しました

投手候補:岡留英貴

高木さんは、阪神の候補選手として大卒4年目のサイドスロー右腕、岡留英貴投手(26)を挙げました

昨シーズンは24試合に登板したものの、今シーズンは出場機会が減少し、たったの10試合にとどまっています

高木さんは「投手陣が厚く、岡留の出番がなかなかない」と分析

特に、50試合連続無失点の実績を誇る石井や、及川、桐敷といった強力リリーフ陣によって、岡留はチャンスを掴みにくい現状があると指摘しました

野手候補:井上広大

続いて、高木さんは履正社高校出身で夏の甲子園で優勝経験のある井上広大外野手(24)にも注目しました

昨シーズンは3本のホームランを記録しましたが、今季は1試合で3打数無安打に終わりました

高木さんは「同じ右打ちの立石を指名した阪神において、井上はポジションを確保するのが難しい」と述べ、他の選手との位置取りを巡る競争を考慮しました

それでも、井上の才能を埋もれさせるのはもったいないと話し、「他チームでチャンスを与えて、どれだけできるか見てみるべき」との見解を示しました

井上選手の育成について

最後に、高木氏は「コーチ陣はチャンスを与え、ある程度我慢して育てることが重要」と述べ、井上選手には150打席程度の機会を与えるべきだとコメント

彼の潜在能力がチャンスによって開花する可能性を強調しました

高木豊さんの選手予想は、阪神ファンにとって興味深いものでした。特に若手選手たちへの期待が感じられ、彼らのポテンシャルが引き出されることを願う姿勢には共感を覚えます。井上選手の育成に対する高木さんの思いは、今後の阪神の勝利にも影響を与えるかもしれません。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは? プロ野球における現役ドラフトは、選手の移籍希望があった際に新たに他チームへの移籍を可能にするシステムです。
  • サイドスローとは? サイドスローは投手の投げ方の一つで、腕を横に振り下ろして投げるスタイルを指します。
  • ホームランとは? 野球で、打者が打ったボールがフェンスを越えて得点が入ることを言います。

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