阪神・石井大智、フォークの改良に挑戦しさらなる高みへ

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阪神タイガースの石井大智投手(28)が、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で自主トレを行い、フォークボールの改良に取り組んでいることが明らかになった

昨シーズン、彼はプロ野球新記録の50試合連続無失点を達成し、防御率0・17という圧倒的な成績でリーグ優勝に貢献したが、本人は「満足」という言葉を辞書に持たない

来季への意気込み

藤川球児監督(45)が次の守護神として岩崎優投手(34)を指名することを明かした後、石井も自らの役割を全うする意欲を示した

「勝てればいいので、八回に投げさせてもらえるんだったら後ろにつなぐというのは必要」と語り、「最少失点」という目標も変わらないと力強く述べた

フォークボールの改良と筋トレでさらなる進化を目指す

石井は、直球の球速を常時150キロ超にすることを目指しており、体重を1.5キロ増加させることを計画している

また、決め球であるフォークボールの改良に力を入れており、「変化量とかを見てもらって、握りも変えて」練習に励んでいると語る

今季はフォークのコントロールに苦しんだ場面もあったが、その課題をクリアすることが核心となる

昨シーズンの成績と自信

石井が昨季投げた53回で42三振を奪う一方、48回⅔では58三振を記録しており、「三振は取りたいときにとれるのがベスト」とも感じている

自身の見栄えする数字に満足せず、内容の改善に努めている

来季に向けた準備
石井はすでにスローイングを再開しており、「オモテの数字はすごく見栄えするような数字ではあると思うが、内容的には全然良くない」と厳しい自己評価を示している

これらの取り組みを通じ、来年のシーズンでのさらなる飛躍を期待されている

石井大智投手の取り組みは非常に前向きで、プロ野球選手としての誇りを感じます。自己評価が厳しい彼の姿勢からは、成功を収めた後でも向上心を持ち続ける重要性が伝わってきます。ファンにとっては、来シーズンの彼の活躍が今から楽しみです。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、投手が試合で得点を許さずに投げることを指します。これが連続して続くことは非常に難しく、特にプロレベルでは注目されます。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、ボールの握り方や投げ方によって急激に落ちる変化球の一種です。打者にとっては非常に打ちづらいボールです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手の成績を示す指標で、1イニングあたりに許した失点の平均を表します。数値が低いほど投手の成績が良いとされます。

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