阪神・嶋村麟士朗選手、メジャーリーガーから受けた教訓を胸に支配下昇格を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの育成選手、嶋村麟士朗捕手(22)が、現役メジャーリーガーとの自主トレで得た経験を元に、支配下昇格を目指す姿勢を明かした

嶋村は、四国アイランドリーグ高知に所属していた際、当時DeNAに所属していた今永昇太投手(32)や巨人の井上、カブスの岡野スカウトとともに自主トレに参加

その中で、多くの練習量に驚くとともに、トップレベルの選手から技術だけでなく人柄についても学んだ

自主トレで得た貴重な経験

嶋村は四国IL高知での1年目の後、トレーナーを通じて自主トレに参加した

「NPB(日本プロ野球)の選手は、これだけ練習量をやるんだなと実感した」と振り返り、練習を増やす決意をした

彼はまた、ブルペン捕手としても活動し、技術向上につながった

素晴らしい人間性との出会い

彼が特に印象に残ったのは、選手たちの人柄だった

「アスリートとしてのオーラがある選手が多い中で、今永選手はとてもフレンドリーだった

選手の人間性も見習いたいと感じた」と語った

これが、嶋村にとっての重要な教訓となった

焦りを戒める言葉

自主トレ中、今永選手から「焦りすぎないように」とのアドバイスを受けた嶋村は、その意義を深く理解することができた

彼は、ケガを怖れる気持ちとともに、自身のプレーに対する姿勢を見直すきっかけとなった

来期への期待と決意
今季はケガの影響により、試合に出られなかったものの、ファームでの58試合を通じて打率2割6分6厘、1本塁打、22打点という成績を収めた

来たる2025年2月の春季キャンプでは、支配下昇格を目指すために必須の「宜野座組」入りが内定しており、藤川監督からも期待が寄せられている

「支配下になって、日本を代表するキャッチャーになったら、メジャーにも挑戦したい」という夢を持つ嶋村は、恩返しとなる共闘への思いを胸に、今後の成長を誓った

自らの努力と学びを重ねながら、彼の成長から目が離せない

阪神タイガースの嶋村選手のストーリーは、プロアスリートの厳しさや努力を象徴しており、特に人間性や技術向上に重きを置く姿勢は、若い選手にとって学びの大きな部分です。また、メジャーリーグ挑戦の夢が持つ意味を考えると、選手としてだけでなく、一人の人間として成長していく姿が印象的です。
キーワード解説

  • 人間性とは?人間性は、個人の性格や人柄を表す言葉で、他者との関係やコミュニケーションにおいて非常に重要な要素です。
  • 支配下登録とは?支配下登録は、プロ野球チームが選手を公式に契約し、一軍や二軍に選手として登録することを指し、選手のキャリアに大きな影響を与えます。
  • 自主トレとは?自主トレは、チームの指導を受けずに選手自身が自主的に行う練習で、通常、シーズンオフに行われることが多いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。