阪神・西勇輝投手が契約更改、来季も現状維持の年俸でサイン
阪神タイガースの西勇輝投手（35）は、12月1日に西宮市の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸3億円で来季もプレーすることが決定しましたこの契約は彼にとって4年契約の最終年となります
西投手は、シーズンを通じて自身が経験した「右膝内側側副靱帯の変性」という厄介な怪我について触れ、この14年間、先発ローテーションを守り続けてきた自負と共に「いつか怪我をするだろうし、その怪我が今年に来たら仕方ないな」と語りました
プロ17年目を迎えた西投手は、今季わずか1試合の登板にとどまりましたが、「逆に行えば、今まで幸せだったなと
体が丈夫で、100勝以上もできて、2000イニングも投げて
トータルで見ると18歳から35歳までよくやってきたんじゃないかな」とポジティブに振り返ります
彼は来季の自主トレーニングを高く評価し、キャンプに向けた良好な準備を誓いました
さらに、オリックスからトレード移籍してきた同級生の伏見選手とのバッテリー結成にも期待を寄せ、「プライベートでとても仲良くしている」と述べ、来季に向けての意欲を示しました
西勇輝投手の契約更改と彼の怪我の背景は、選手寿命やキャリアに関する深い課題を浮き彫りにしています。プロ選手にとって怪我は避けられないもので、それにどう向き合うかが重要です。彼のようにポジティブに前向きな姿勢を持つことは、チーム全体の士気にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- 契約更改とは？：選手と球団が年俸や契約内容を再調整する手続きで、毎年オフシーズンに行われます。
- 靭帯とは？：人体の関節を安定させるための結合組織で、怪我をするとその部位に大きな影響を与えることがあります。
- 自主トレーニングとは？：シーズンオフに選手が自らの判断で行うトレーニングで、体力や技術を維持・向上させるために行われます。
- バッテリーとは？：野球における投手（ピッチャー）と捕手（キャッチャー）のコンビを指します。試合の戦略において重要な役割を果たします。
