今季は国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」からの復活を果たした湯浅投手は、40試合に登板し4勝4敗、22ホールド、防御率2.52を記録しました
体調と向き合ったシーズン
このシーズンは、術後初めての試合であったため、湯浅投手は身体と相談しながらプレーしたと言います「リフレッシュ期間もいただき、感謝している
目標の40試合登板を達成できたことは来年につながる重要な経験だった」と振り返りました
新たな投球スタイル
今季はカットボールの使用割合を増やした投球スタイルを採用しましたが、「まだまだ感覚を完全には掴んでいない」と自己評価来季ではさらなるスタイルの変革を希望しており、「もっと直球を中心に、今年のスタイルを織り交ぜながら成長したい」と語りました
自主トレの計画
オフシーズンには、2年連続でチームメイトの小幡との自主トレを予定していると発表自己改善の意欲を見せています
阪神の湯浅京己投手が契約更改を行い、年俸が大幅に増加しました。難病から復帰し、充実したシーズンを送った彼の姿勢は、多くのファンに感銘を与えました。特に新たな投球スタイルや自主トレの計画が、今後のさらなる成長にどう繋がるのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- 胸椎黄色じん帯骨化症とは? 胸椎とは背骨の部分にあたる部分で、黄色じん帯はその背骨をつなげる靭帯のことです。この靭帯が異常に骨化してしまう病気で、腰痛や運動障害を引き起こすことがあります。
- カットボールとは? カットボールは、速球と似たスピードで投げられますが、ボールの回転を工夫して投げるため、相手打者のバットに当たるタイミングをずらすことができる変則的な投球です。
- ホールドとは? ホールドは、中継ぎ投手が試合を有利に進めるために特定の条件下で守備を果たした場合に与えられる記録のことで、チームへの貢献度を示す重要な指標となります。

