オリックス・佐野皓大選手が現役引退を正式表明、11年間のプロ生活を終える

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オリックス・バファローズの外野手、佐野皓大選手(29)が12月1日、今季をもって現役を引退することを正式に発表した

兵庫県内で行われた選手会納会に参加し、チームメートや関係者にその決意を伝えた

佐野選手は「クビって言われてからなかなか野球をやりたい気持ちにはなれなくて…」と心境を吐露し、引退理由について「中途半端に続けてもいい結果は出ないと思う」と説明した

佐野選手は大分高校から2014年のドラフトで3位指名を受けてオリックスに入団し、最初は投手としてプレー

しかし、2017年のオフシーズンに外野手に転向した

その後、このシーズンは一軍出場は果たせず、10月に戦力外通告を受けた後に最終的な決断を下した

プロでの11年間を振り返り、佐野選手は「3連覇や日本一を経験できたことに感謝している」と語り、自身の成長を振り返った

佐野選手は通算342試合に出場し、打率1割9分9厘、5本塁打、26打点、50盗塁という成績を残している

特に2020年には自己最多の20盗塁を記録し、同じ日に生まれた小瀬浩之さんの背番号「41」を継承したことを誇りに思っているという

今後はオリックスのスタッフとして球団に残る予定であり、「お世話になったチームメートやスタッフの方々と離れたくない気持ちがあったので、恩返しをすることに全力を注ぎたい」と語った

佐野選手のプロ野球人生は、いろいろな経験に満ちた11年間でした。特に彼が引退を決意する際の心境や、後輩選手への期待の言葉には、彼の人柄や競技に対する真摯な姿勢が伺えました。選手としての実績に加え、今後はスタッフとして球団に関わるという意向も示しており、彼の経験が次世代に引き継がれることを期待したいです。
キーワード解説

  • 現役引退とは? 現役引退は、選手が競技を続ける意思を取下げ、正式に選手活動を終了することを指します。
  • 戦力外通告とは? 戦力外通告は、選手がチーム内での出場機会がないと判断された場合に球団から通知されることで、選手が他のチームへ移籍する可能性も含まれます。
  • 打率とは? 打率は、選手が打席に立った際にヒットを打つ確率を示す指標で、全打席数に対してヒット数を割り算して算出します。

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