若月選手は今季2度目の選手会長を務めており、新たなシーズンに向けた意気込みを語った
来季への意気込みと選手の意見
若月選手は「2回目の選手会長なので要領は分かっていたつもりだが、改めて大変さを実感した」と述べ、選手たちの意見に耳を傾けることの重要性を強調した「もっと改善できる部分はたくさんあると思う
視野を広く持っていけたら」と自身の責任感を表明した
今季の成績と受賞歴
12年目の今季、若月選手は121試合に出場し、打率2割7分2厘を記録これに加え、6本塁打と31打点を挙げ、捕手部門で自身初のベストナインと2度目のゴールデングラブ賞を受賞した
若月選手はこの結果を「個人としては素晴らしい一年だった」と総括し、また日本代表(ジャパン)への選出も経験し、非常に充実した年であったと語った
守備面での反省
しかし、盗塁阻止率に関しては、リーグ5位の2割1分9厘に終わり「守備ではあまり納得できる数字ではなかった」と振り返った若月選手は、「賞をいただいたけど、守備を見直そうと誓った
もう一度原点からやり直したい」と発言し、更なる向上を目指す姿勢を示した
移籍する元同僚への思い
今オフには、日本ハムから阪神に移籍する元同僚・伏見寅威捕手に関して「彼がトラに行けてよかったんじゃないですか(笑)」と軽いジョークを交えつつ、次のシーズンに向けた決意を新たにした「昨季は優勝を逃したが、今年はズルズル行かないように頑張ります
日本シリーズで彼と対決することを楽しみにしています」と選手としての競争心を見せた
若月選手が選手会長に再選され、来季に向けた抱負を真摯に語っている姿は、多くのファンにとって心強いものです。選手たちの声に耳を傾け、成長を目指す姿勢が、チーム全体の士気を高めることが期待されます。個人としても受賞歴を誇る若月選手が、さらなる高みを目指す決意を固めている点も注目です。
キーワード解説
- 選手会長とは?:選手会長はプロ野球選手の意見を代表する役割を持ち、選手の権利や福利厚生についてチームやリーグと交渉を行う重要なポジションです。
- ゴールデングラブ賞とは?:ゴールデングラブ賞は各ポジションで最も優れた守備をした選手に贈られる賞で、守備力の評価を基に選出されます。
- 盗塁阻止率とは?:盗塁阻止率は捕手がどれだけ成功裏に盗塁を防いだかを示す数値で、捕手の守備力を測る重要な指標となります。

