巨人・坂本勇人、トークショーで悔いを吐露し新シーズンへの決意を語る

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巨人・坂本勇人内野手(36)は、12月1日に東京で開催されたプレミアムトークショーに登壇し、今シーズンの出来栄えについて率直に語った

坂本選手は今季62試合に出場したが、多くは代打としての役割であり、先発出場は昨シーズンに比べ74試合も減少した結果、27試合にとどまった

彼の打撃成績も打率2割8厘、3本塁打、22打点と、トップ数字には届かなかった

シーズンを振り返る坂本選手

ファンの前での坂本選手は、「自分自身、一番ふがいないシーズンだった

個人としてもチームとしても残念だった」と、悔しさをにじませながら振り返った

来季はプロ20年目となり、チーム内には若手選手が次々と台頭しているが、坂本選手の経験と知識は依然として貴重な資産である

“Gの闘魂伝道師”の役割

巨人が2012年以来の日本一奪還と、2年ぶりのリーグ優勝を目指している中で、坂本選手は若手選手への指導者としての役割を担うことが期待されている

チーム関係者も、「坂本のカリスマ性は巨人の選手の中でも際立っており、ベンチに彼がいるだけで士気が大きく変わる」と証言している

岡本選手の離脱と坂本選手の影響

今季、巨人の主砲・岡本選手が試合中に左ひじの靭帯を損傷し、長期離脱した際には、坂本選手が“サカチョーコンビ”としても知られる長野久義氏(40)とともに、チームの雰囲気を一新した

坂本選手は、長野氏が「俺は第75代目4番だよ!」と言ったのに続き、「俺は82代目の4番ですよ!」と軽快に話し、チーム内の緊張感が解けた

来季へ向けた期待
来季からは長野氏とのコンビは解散し、坂本選手は一人でチームの精神的支柱としての役割を果たさなければならない

しかし、その経験と心意気が新たな世代の選手たちに大きな影響を及ぼすことが期待されている

坂本選手のトークショーでの発言は、選手自身の苦悩や葛藤を示しており、長年の経験があるベテランとしても新たな時代の選手たちに対する影響力の大きさを感じさせるものです。彼が来季にどのようにチームを支え、後進を育てるか、今後の動きが期待されます。
キーワード解説

  • プレミアムトークショーとは?ファンとの距離を縮め、選手が自身の考えや感情を表現する特別なイベント。
  • 代打とは?試合中に途中から出場し、打席に立つ選手のこと。通常、先発出場選手よりも打撃が期待される。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対して、ヒットを打った割合を示す数字。高い打率は優れた打撃能力を表す。
  • カリスマ性とは?人を惹きつける特別な魅力や影響力のこと。リーダーや人気者に見られる特質。
  • 闘魂伝道師とは?闘志や勝利への意欲を他の選手によき影響を与え、鼓舞する役割のこと。

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