これにより彼の契約は2年契約から単年契約に変わる
プロ15年目を迎える菊池選手は、26年シーズンでの逆襲を目指し、チームの引き締め役として重要な役割を果たすことを宣言した
菊池選手は「パッとしない成績だった」と今季を振り返り、次のシーズンに向けた意気込みを語った
「負けないぞという気持ちでグラウンドに来ていますし、来年もやってやるぞと思っています」と強調し、出場機会があれば全ての試合に出たいという意欲を示した
最近の流行語大賞受賞語「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と同様、彼も全力で貢献する決意を表明した
今シーズン、菊池選手は113試合に出場し、打率は.251、4本塁打、28打点という成績を残した
しかし、苦しい時期もあり6月までの打率は.219だったが、7月以降には.292まで上昇した
チームの若返りが図られていることも影響し、彼の先発出場は96試合に留まった
これにより、彼はプロ入りから続けていた規定打席到達と100安打以上の記録が途切れてしまった
球団側は来季も菊池選手に期待を寄せており、井生崇光1軍管理部次長は「老け込む年齢ではない
まだまだチームを引っ張る力はある」と評価
菊池選手も「ふがいない成績が続いているので、練習あるのみです
結果を出します」と気合を入れ直した
また、田中選手と松山選手の退団により、リーグ3連覇を経験した主力が減少している中、菊池選手は11月中旬に行われた湯布院リハビリキャンプでは新選手会長の島内選手、副会長の森下選手と連携し、チームづくりについて話し合ったことを明かした
「あの頃(3連覇時)、仲間たちと何をやろうと言って、それがチームを盛り上げていった」と振り返り、選手間のコミュニケーションが活発であることが、チームの結束を高めることに寄与すると信じている
菊池選手は、自身の復活だけではなく、チーム全体の空気を再生させる役割も担っている
「良い会話ができ、風通しが良くなったと思うので、来年は何か変わるだろう」と期待を持ちつつ、黄金期の再来に向けてその使命を果たす意欲を高めている
菊池涼介選手の契約更改に対する意気込みは、広島球団の来季に向けた期待の高さを示しています。彼の経験値も重要ですが、若手選手とのコミュニケーションをとりながら、チーム全体を引き締める役割にも注目したいと思います。菊池選手が過去の栄光を踏まえた上で、いかに新しいチーム編成に貢献するかが今後の鍵でしょう。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手がチームと新しい契約を結ぶことを指し、この際に年俸や契約の条件が再設定される。
- 打率とは?選手のヒット数を打席数で割った数値で、バッターの打撃能力を表す指標。\n打率が高いほど多くの成功が示される。
- 出来高払いとは?選手が特定の成績を達成した場合に支払われる報酬で、選手の成果によって給与が変動する。
- 規定打席到達とは?シーズン内に一定数の打席(通常は一定の打数)を記録することを意味し、選手の成績を評価する基準となる。

