松本剛選手、巨人入り初練習で新たな挑戦を誓う

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日本ハムから国内FA権を行使して巨人に移籍した松本剛外野手(32)が、12月2日にジャイアンツ球場で初めての練習を行いました

練習では打撃練習やノックを受け、移籍の新鮮さを感じながら充実した時間を過ごしたようです

「新しいところに行くっていうことで、自分の中でこのオフ、すごくモチベーションが高い位置できている」と、松本選手は語りました

昨年の成績と今季への課題

昨季は66試合に出場し、打率1割8分8厘と苦しいシーズンを過ごした松本選手ですが、2022年は打率3割4分7厘で首位打者に輝くなど、その実力が証明されています

本人は「22年がすごく良かったのは事実ですが、あまりそこにフォーカスし過ぎず、固執し過ぎずにと思っています」と振り返り、過去の成績に縛られず新たなスタイルを模索しています

自主トレの場所と影響

新年明けてからは、沖縄・伊江島で自主トレを行う予定です

伊江島は松本選手にとって新たなトレーニング地であり、元巨人の阿部監督が現役時代に選んでいた場所でもあります

「たぶん阿部さんのおかげで環境がメチャクチャ良くて、トップクラスのいい施設だと思います」と、松本選手は語っています

阿部監督が訪れることで徐々に整備が進んでいる伊江島でのトレーニングが、今後のシーズンに向けた大きな基盤となるでしょう

指揮官への恩返しを誓う

独特なトレーニング環境での鍛錬を重ね、松本選手は「シーズンで活躍することが、指揮官への恩返しとなる」とも語っており、新たな挑戦への意気込みが伺えます

松本選手の巨人入りは、プロ野球界において新たな話題を提供しています。かつての成功に縛られず、新たなスタイルを追求している姿勢は、多くのファンに期待感を抱かせるものです。特に自主トレの重要性が高まっている中で、阿部監督との関係性も注目され、松本選手の活躍がどのように展開されるかが楽しみでなりません。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が所属する球団に対して移籍したいと思った場合に使える権利で、一定の条件を満たす必要があります。
  • 打率とは?選手の打撃成績を表す数字で、ヒットの数を打席の数で割ったもので、成績が良いほど高い数字になります。
  • 首位打者とは?特定のシーズンにおいて、打率が最も高い選手に与えられる称号で、打撃力の象徴です。

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