松本剛、巨人での新たな挑戦がスタート—初練習を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムから巨人へFA移籍した松本剛外野手(32)が、川崎市のジャイアンツ球場で初練習を行いました

今回の練習では、高校の後輩であり、日本ハム時代のチームメイトである郡拓也捕手(27)とともに、約2時間にわたりティーバッティングやキャッチボールなどで汗を流しました

新たなスタートを切る松本

松本は初めて巨人のユニフォームを着ての練習について、「新鮮な感じがして良かった」と述べ、プロ野球選手として新たな環境でのスタートがモチベーションを高めていると感じていると語りました

彼は、2022年に首位打者を獲得しましたが、今シーズンは打率が1割台に留まり、ここでの成長を目指しています

打撃の試行錯誤

今季の不調を受けて、松本は「今年は良くなかったので、試している部分が何点かある」と話し、打撃のスタイルに変更を加える必要があるとの認識を示しました

具体的には、ボールにタッチする感覚を変えて、「こすらない、厚くボールを捉えるイメージで」練習を重ねているとのことです

そのため、この日の練習でも数種類のティーバッティングを通じてスイングを入念に確認していました

ファンとチームメイトへの感謝

松本は、長い間憧れていた巨人というチームの一員となったことに大きな喜びを感じており、「周りはすごく喜んでくれた

ファイターズの選手は感謝を述べてくれたり、複雑な気持ちが混じりながらも今はいる」と語りました

新たな環境で結果を残すことを重視している彼の意気込みは、巨人ファンにとっても期待が高まる要素となっています

松本剛選手の初練習は、新たなスタートを切るための重要な一歩です。彼の言葉から、巨人への移籍に強い期待とやる気が感じられる一方で、過去の不調を克服しようとする姿勢も見受けられます。新しい環境でどのような成長を遂げていくのか、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • FA移籍とは? FA(フリーエージェント)移籍は、選手があるチームから他のチームに移ることを指します。特に自由に移籍できる権利を持つ選手の場合、その移籍先を自分で選ぶことができ、チーム間で交渉が必要となります。
  • 首位打者とは? 首位打者は、プロ野球において一定の試合数以上に出場し、打率が最も高い選手に贈られるタイトルです。この称号は、選手の打撃能力を象徴するもので、特に評価されます。

SNSでもご購読できます。