保留者名簿が公示され…有原が自由契約に
日本野球機構（NPB）は12月2日、保留選手名簿と自由契約選手を公示しましたこの中で、福岡ソフトバンクホークスの投手である有原航平選手が名簿から外れ、自由契約となりました
これを受けて、三笠杉彦GMは有原選手がチームに残ってほしいかとの質問に「はい」と答えたものの、残留交渉については「コメントは差し控えます」とし、今後の方針については明言を避けました
有原選手は、元々北海道日本ハムファイターズで活躍し、その後メジャーリーグベースボール（MLB）を経て、2023年からソフトバンクに加わりました
彼の移籍初年度となった2023年には10勝5敗を記録し、防御率は2.31という素晴らしい成績を残しました
さらに、翌年には14勝7敗と成績を向上させ、同年の最多勝のタイトルを獲得しました
今シーズンは5月まで2勝5敗と厳しい成績でしたが、その後挽回し、最終的に14勝を収めました
これにより、彼は2年連続で最多勝のタイトルを得ることに成功し、チームのリーグ優勝と5年ぶりの日本一に大きく貢献しました
ソフトバンクでの3年間の通算成績は69試合に登板し、38勝21敗、防御率は3.32というものです
プロ通算では198試合に登板し、98勝71敗、防御率は3.32に達しています
彼の3年契約が今季満了しており、今後の去就に注目が集まっています
有原選手の自由契約は、ファンや関係者にとって驚きのニュースです。彼は素晴らしい成績を残してきただけに、今後の活動に思いを馳せるファンも多いでしょう。来季以降も、彼のプレーを見られることを期待したいです。
キーワード解説
- 自由契約とは？選手が所属していたチームとの契約が結ばれない状況を指します。
- 最多勝とは？その年度において最も多くの勝利を挙げた投手に与えられるタイトルです。
- 防御率とは？投手が1試合あたりに許す得点の平均を示す指標で、数値が低いほど成績が良いとされます。
