プロ野球、保留選手名簿が発表 有原航平が自由契約へ

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日本野球機構(NPB)は2日、各球団が来季契約締結の権利を持つ「保留選手名簿」を発表しました

注目されたのはソフトバンクの有原航平投手がこの名簿から外れ、自由契約となったことです

これにより、有原投手は国内外の球団との交渉が可能となります

保留選手制度とは、選手が特定の球団と契約を結ぶ際、球団が選手の権利を一定期間保持する制度を指します

選手は球団側からの提示がある限り契約が自動更新されますが、名簿から外れることで、選手は自由に他の球団と契約できるようになります

一方、横浜DeNAベイスターズではトレバー・バウアー投手、アンドレ・ジャクソン投手、アンソニー・ケイ投手の3名が名簿から外れています

また、阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手と読売ジャイアンツのフォスター・グリフィン投手も名簿に記載されていないことが確認されました

逆に、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの挑戦を目指す選手たちもいます

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手、巨人の岡本和真内野手、そして西武ライオンズの高橋光成投手と今井達也投手は名簿に載っており、移籍が成立するまで保留権が存在する状況です

今回の保留選手名簿の発表は、日本のプロ野球界における選手の権利と移籍の重要性を再認識させるものです。有原航平選手のように自由契約となる選手がいる一方で、メジャーリーグ挑戦を目指す選手たちの動きも見逃せません。選手にとっては新たなチャンスが広がる一方で、球団側の戦略も大きな影響を受けるでしょう。
キーワード解説

  • 保留選手名簿とは?選手が特定の球団と契約を結ぶ際に、その権利を保持するための名簿です。名簿から外れることで他球団との交渉が可能になります。
  • ポスティングシステムとは?日本の選手がメジャーリーグの球団と契約する際に使用される制度で、選手が譲渡される際に日本の球団が譲渡料を受け取ることができます。

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