この会には約400人が集まり、彼の偉業を祝いました
来季、阪神が球団初のセ・リーグ連覇を目指す中で、大きな期待が寄せられているのは内野手の大山悠輔選手（30）です
掛布氏は自身の入団時に主砲を務めた田淵幸一氏や、後に4番を務めることになる自身の経験から、大山が「負けを背負える存在」として重要な役割を果たすことを信じています
掛布氏は「僕はテストで入って…、殿堂入りするような選手になれるなんて思っていなかった」と回想し、プロ野球界に足を踏み入れた50年以上前の感慨に浸りました
1974年のドラフトで阪神に入団し、練習に励んだ結果、本塁打王に3度輝くなど「ミスタータイガース」として慕われる存在となりました
来季、掛布氏が特に注目する大山は、今季の成績が打率・264、13本塁打、75打点という結果でした
チームの若手選手たち、特に本塁打と打点でリーグ2位の佐藤輝明選手や森下選手に比べると数値的には劣るものの、そのチームへの貢献度は計り知れません
掛布氏は「大山がいるから彼らが育っていたわけで、勝つことは今、佐藤は背負えるけど負の部分を背負えるのは大山しかいない」と語り、エース的存在である大山の意義を強調しました
大山は、「4番・田淵」として敗戦の責任を取っていた自らの若い頃の姿を重ね合わせているようです
勝つチームでも必ず負けることがあるため、「それを背負える選手は前に進むために大切」との考えを持つ掛布氏
大山の存在は、連覇を狙う阪神には欠かせないと感じています
今回の記事では、阪神タイガースの掛布雅之氏が大山悠輔選手に対する期待を語っています。掛布氏自身の経験に基づいた意見は、若手選手たちにとっての大山の重要性を改めて認識させるものであり、ファンにとっても来季の活躍が楽しみになる内容でした。
キーワード解説
- 野球殿堂入りとは？：野球殿堂入りは、野球界での卓越した業績や貢献を評価されて、特に優れた選手や関係者が選出される名誉ある制度です。
- 本塁打王とは？：本塁打王は、シーズンにおいて最も多くの本塁打を打った選手に贈られるタイトルで、その選手の打撃力を示す指標となります。
- 負けを背負える選手：チームが敗戦したときに、その責任を一手に受け止められる選手を指します。このような選手は、チームの士気を高めたり、他の選手を支える重要な役割を果たします。
