このイベントには、同チームの筒井外野守備兼走塁チーフコーチや、14学年上の先輩である伏見選手も参加し、児童たちとのキャッチボールや質問コーナーを通じて、心温まる交流が行われた
門別選手は、今年で3年目を迎えたシーズンにおいて、初勝利を含めて2勝を挙げているが、いまだ進化の途中であることを自覚している
入団会見で参加した伏見選手は、「年間通して投げ切れないのには何か理由があると思う
一緒に探していきたい」との指摘を門別選手に伝え、彼は「そう言っていただけるのはうれしい
伏見さんはいろいろ経験されているので、吸収できるところは全て吸収したい」と意気込みを語った
交流会では、障がいのある生徒たちと直接コミュニケーションを取ることができ、門別選手は「妹のこともあるので、少しグッときましたが、元気そうな顔を見て、元気が出ました」と、過去の悲しみを乗り越えて児童たちに元気を与えたいという強い気持ちを表現した
小学1年生の時に病で妹を失った彼にとって、子どもたちを元気づけることが自身の動力源となっているという
「去年、今年とは気持ちの入り方が全然違う
投げた試合、全部勝つぐらいの勢いでいきたい」と、今後の意気込みを語った門別選手
その姿勢は、支援学校で出会った子どもたちにとっても大きな励みとなったことだろう
阪神の門別選手が西宮支援学校で行なった交流会は、まさに心温まるものでした。彼が子どもたちと触れ合う姿を見て、選手自らも多くの学びを得ていることが伝わります。また、過去の出来事を乗り越えて、児童たちに元気を与えたいという想いは、プロ選手としてだけでなく、一人の人間としても素晴らしいと思います。
キーワード解説
- 交流会とは？: 交流会とは、人々が集まり、お互いの理解を深めたり、コミュニケーションを取るイベントのことです。このような場では、参加者同士が関心を持つ話題について話し合ったり、様々な活動を共に行うことが大切です。
- 障がいとは？: 障がいとは、身体や心の機能に制約がある状態を指します。障がいがある人々は、他の人々と比べて特別な配慮やサポートが必要なことがあります。社会全体でそのうえでの理解や支援が大切です。
- キャッチボールとは？: キャッチボールとは、ボールを投げる人と受け取る人が交互にボールを投げ合うスポーツの一つで、野球とも深く関係があります。この行為は、コミュニケーションや協調性を育むための良い方法として広く行われています。
