これにより、末包選手は2026年シーズンに向けた準備を本格的に進めます
今季末包選手は123試合に出場し、打率は0.243、11本塁打、62打点を記録しました
特に打点に関しては、ファビアン選手の65打点に次ぐチーム2位となり、自身初の規定打席にも到達しました
数字だけでなく、重要な場面での活躍が求められる中で、彼はその期待に応えたと言えるでしょう
シーズンのスタートは順調ではなく、開幕3試合では出番がありませんでしたが、「焦りからのスタートだったが、シーズンは長いため巻き返しを図るという思いがあった」と回想しています
その後、4月2日のヤクルト戦で初スタメンを飾り、今季1号本塁打を放つなど、活躍の場を広げていきました
しかし、シーズン終盤には失速し、「勝負どころでギアが上がらなかったのは情けない」と反省の言葉を口にしました
来季に向けては、「30本塁打、100打点」という明確な目標を掲げており、「自分の実力がそこに達していないことを自覚している
しかし、それを達成するためには、このオフをどう過ごすかが重要
具体的な数字をもってシーズンに挑みたい」と意気込んでいます
また、2026年1月には和田一浩氏に弟子入りする計画も語られ、マンツーマンでの指導を受ける予定です
末包選手は「和田さんのバッティングは非常に魅力的で、自分も成長したいと考えている
そのために連絡を取らせてもらった」と語り、今後の成長に向けた期待を寄せています
末包昇大選手の契約更改は、周囲の期待の高さを再確認させるものでした。シーズン中の成績や反省点を踏まえつつも、来季の明確な目標を掲げている点は評価に値します。特に、和田一浩氏に弟子入りする計画は、さらなる成長に向けた重要な一歩です。今後の彼の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 契約更改とは?:契約更改は、選手と球団の間で契約条件を再確認し、新たな契約を結ぶことを指します。選手の成績や市場価値が反映される時期です。
- 本塁打とは?:本塁打は、選手が打ったボールがフェンスを越え、直接得点することを意味します。大変重要な攻撃手段で、選手の評価にも大きく影響します。
- 打点とは?:打点は、選手によって打たれたボールで得点が入った回数を指します。チームの勝利に直接貢献するため、選手の能力を測る重要な要素です。

