オリックス育成香月、一肌脱ぐ!契約更改で新たな目標誓う

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オリックス・バファローズの育成選手、香月一也内野手(29)が3日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉を行い、20万円減の年俸480万円でサインしました

香月選手は、契約更改後に「支配下になることが第一の目標で、そこができなかったのは本当に一番悔しい」と語り、自身の成果に対する複雑な感情を表現しました

支配下登録とは、プロ野球選手が正式にチームの一員として認められることを意味し、そのためには高いパフォーマンスが求められます

彼は、24年に育成契約でオリックスに加入し、今シーズンはウエスタン・リーグの34試合で打率2割8分、1本塁打、11打点という成績を収めており、限られた出場機会の中で結果を残したことを自負しています

しかし、彼は「もっとインパクトがないと支配下になれないと感じた」とも話しており、自身のパフォーマンス向上の必要性を強調しました

香月選手は、今オフに「鍋ダイエット」を実践し体重を91キロから5キロ減らすことを目指しています

大阪桐蔭高校の先輩である森友哉選手(30)からの助言を受けての取り組みで、彼は「朝は何も食べずに5キロぐらい歩き、夜ご飯は米を抜いて、朝昼はおにぎり2つずつ、夜は鍋をひたすら食べています」と笑いながらもストイックな体重管理を行っています

また、来年は沖縄の宮古島で森選手と合同自主トレを行う予定で、プロ12年目を迎える30歳のシーズンに向け、強い決意を持っています

「ずっと崖っぷちなので結果を出すしかない

1軍の戦力になって恩返ししたい」と、香月選手は表情を引き締めました

さらに、同日に契約更改を行った育成2年目の芦田丈飛投手(25)は、10万円アップの年俸250万円でサインし、今オフには田嶋大樹投手(29)との自主トレを通じてスタミナ強化に励んでいます

「支配下になって1軍で1勝が目標」と力強く語った芦田選手も、来季に向けた準備を進めています

今回の契約更改で、オリックス・バファローズの香月選手が新たな目標を掲げたことは非常に印象的です。育成選手という立場から、一軍に昇格するために日々努力を続けている姿勢は、多くのファンにとって励みになるでしょう。特に、体重管理や自主トレに取り組む姿勢は、プロの厳しさを物語っています。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?:プロ野球において、選手が所属チームの一員として正式に承認されることを意味します。支配下登録がなければ、選手は試合出場が難しくなります。
  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球で、主に育成選手やファーム選手がプレーするリーグのことです。選手の成長が期待され、シーズンを通じて競技力を高める場として機能しています。
  • 鍋ダイエットとは?:鍋料理を中心とした食事制限や栄養管理の方法で、低カロリーで栄養豊富な食材を使用することが可能です。健康的な体作りを目的としています。

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