DeNAが元巨人の馬場皐輔投手を育成契約で獲得、期待の声高まる

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入団会見が行われたのは、巨人から戦力外となった馬場皐輔投手(30)が横浜市内のDeNA球団事務所でのことである

会見では、「チャンスをいただいた

これからしっかりチームのピースになって、すぐ戦力になれるようにやっていきたい」と熱意を示した

馬場投手は、2017年のドラフトで阪神に1位指名され入団

2021年には44試合に登板し、投手としての実績を積んできた

その後、2023年オフに現役ドラフトで巨人に移籍し、今季は8試合で防御率3・68を記録

これは比較的安定した数字であり、今後の成長が期待されている

DeNAの救援防御率はリーグで最も悪化しており(3・37)、そのため馬場投手の獲得はブルペン陣の強化に寄与することが期待されている

会見に同席した木村洋太球団社長は、「中継ぎ投手陣の強化を目的として彼を迎え入れた」と、その獲得理由を説明

さらに「ドラフト1位で入った選手であり、ストレートと変化球に強みを持つ

制球力も高い」とし、育成からのスタートながら、その潜在能力を伸ばしたいという願望を明かした

馬場投手は新しいチームについても言及し、「打撃の強いチームで、セ・リーグでも特に苦手な印象があった」と話し、チームメートとしてプレーできることに心強さを感じている様子を見せた

今後はまず支配下選手への昇格を目指していく考えだ

今回の馬場投手の獲得は、DeNAにとって非常に重要な一歩であると言えます。現在のブルペン事情を考えると、彼の加入がチームの強化にどう結びつくのか、今後の動向が注目されます。また、元ドラフト1位選手が新たな環境でどのように成長していくのか、その過程もファンにとって興味深いものになるでしょう。
キーワード解説

  • 育成契約とは? プロ野球において、選手の育成を目的として、契約内容が変更されることを指します。この契約では、選手が支配下選手として正式に登録される前に、トレーニングや試合出場を行い、その成長を見守ることが目的です。
  • 救援防御率とは? 救援防御率は、リリーフ投手が試合に出てからの防御率を示します。これは、点数を防ぐ能力を測る指標として重要であり、リリーフ投手のパフォーマンスを評価するために用いられます。
  • 中継ぎ投手とは? 中継ぎ投手は、主に先発投手が降板した後に登板し、試合の流れを維持したり、勝利を目指して投げるピッチャーのことです。チームにとって重要な役割を果たしています。

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